【いまさら聞けない】
有名人も通っている!?
闇カジノと裏カジノの実態

芸能人や日本を代表するバドミントン選手の逮捕事件など、ニュースで『闇カジノ』や『裏カジノ』という言葉を時々聞くことがあります。

一般的に縁がない人が多いためその実態は知られていませんが、招待制やキャッチで一般人を呼び込むケースもあり、知らないうちに巻き込まれてしまう可能性もあります。
闇カジノ・裏カジノは入店しただけでも摘発される危険性があるため、十分に注意しなければなりません。

今回は、闇カジノ・裏カジノについての基礎知識や実態などについて詳しく解説していきます。

この記事を読んだらわかること
  • 闇カジノ・裏カジノの基礎知識
  • 闇カジノ・裏カジノの実態
  • 闇カジノ・裏カジノの摘発事例や、摘発後

闇カジノ・裏カジノとは?

闇カジノ・裏カジノというのは、違法に行われているカジノのことを示します。
現在日本ではカジノどころか賭博行為に値するものは、法律によって禁止されています。ただし、競馬やパチンコなど国営のギャンブルは、例外として認められているものもあります。

闇カジノと本場カジノの違いは合法か違法かです。ですが、カジノを合法化にした国の中には闇カジノなどの違法カジノを一掃するためにカジノを合法にした国もあります。
それでは各国がどのような思惑でカジノの合法化に至ったのか見ていきましょう。

  • ギャンブルはコントロールするもので禁止するものではなく、闇カジノ・裏カジノ排除をする目的(イギリス/1968年)
  • 闇カジノ・裏カジノを排除し国家歳入財源確保の観点から公営カジノとして解禁(オランダ/1967年)
  • 財政収入や少数民族のための経済的理由と組織犯罪排除を目的とする(アメリカ/1931年)

闇カジノ・裏カジノを摘発するというよりは、カジノ自体をコントロールしよう動きが強かったようです。日本にもカジノ法案が成立しましたが、これに伴い違法カジノに対する政府の動きに注目です。

闇カジノ・裏カジノの実態

では、闇カジノや裏カジノはどのような場所で運営されていて、客層や入店方法はどのようになっているのでしょうか?

ここではその実態を詳しく解説していきます。

闇カジノ・裏カジノにはどうやって入店するのか

闇カジノ・裏カジノは基本的に招待制となっていて、高級クラブのホステスや常連客から紹介されることが多いです。

また、賭博客が少ない場合はキャッチで客引きする場合もあります。ただし、キャッチで誰でも入店可能なわけではありません。
客側が裏カジノでの賭博を望んでいるかどうか?警察関係者かどうか?などを見極めていて、人を選んでいると言います。

さらに、以下のように摘発を逃れるための様々な策が行われているケースが多いです。

  • 複数の扉を通らないと店にたどり着けない
  • エレベーターが止まらずスタッフの案内が必要
  • 1トン規模の重い扉が設置
  • 拠点を次々に変える

このように運営側も違法であることを知った上で経営しているため、一般的なパチンコや雀荘のように気軽に入ることはできません。

闇カジノ・裏カジノの利用客はどういった層なのか

このような隠れた存在である闇カジノ・裏カジノは、反社会勢力関係者や裏組織に通じている富豪などに利用されていると思いがちですが、一般人も多いのが実情です。

特にその時期に儲けている業種をターゲットに、クラブのホステスや常連客からギャンブルが好きそうな客に紹介し、その客からまた紹介し…というように広がっていきます。
そのため、単純にギャンブルが好きで違法とは知らずに利用する客も少なくありません。

また複数テーブルがあるような裏カジノ店では、テーブルごとに最低〜最高賭け金額が設定されていて、高額賭け金のテーブルには芸能人や経営者のような高額所得者が集まる傾向があります。

闇カジノ・裏カジノの運営場所

闇カジノや裏カジノは大体が大きな街の繁華街で営業されています。

代表的な場所でいえば、新宿・渋谷・六本木、横浜・川崎、名古屋、など一般的によく聞く場所です。こうした繁華街の雑居ビルの一角で、スナックなどを装ってひっそりと営業しています。

そして、警察の摘発から逃れるため見張り役が警戒に立っていたり、ビルに多数監視カメラが設置されていたり、エレベーターが止まらない仕掛けがされていたりします。

また、場所を特定されないように3~4か月単位で場所を変えながら営業をしているようです。

闇カジノ・裏カジノはイカサマだらけ?

あくまで推測でしかありませんが「闇カジノ・裏カジノは信用性が低い」と考えています。

誰が運営しているかもわからず、ゲームの公平性を審査する立場の人が存在しない。そんな状態のカジノでイカサマがない方がおかしい気がします。

ですので、なるべく闇カジノには近づかないことをおすすめします。

闇カジノ・裏カジノの摘発事例

ここからは、闇カジノや裏カジノが実際に摘発された代表的な2つの事例や、その他の事例をまとめて紹介していきます。

【有名人の謝罪】『五輪候補の闇カジノ・裏カジノ賭博事件』

リオデジャネイロ五輪出場が確実視され、金メダル獲得の期待も高かった桃田賢斗(21歳、NTT東日本所属)、田児賢一(26歳、同)両選手が、2014年末から数ヵ月間、錦糸町の闇カジノに通い多額の現金を賭けていたことを認め謝罪。

この事件は、田児選手と紹介を受けた桃田選手が数ヶ月間闇カジノに通ったことがスクープされ、発覚しました。
闇カジノ・裏カジノは現行犯逮捕が基本ですが、スクープ報道によって世間に知られたことで逮捕にはいたらず、謝罪会見と無期限の登録抹消処分となりました。
ただしその後、勤務姿勢や選手としての真面目な取り組みを評価された桃田選手は、処分が解除されています。

【大規模摘発】バカラ賭博店「01(ゼロワン)」』

賭博開帳図利容疑で経営者と店員10名、賭博容疑で店内客14名を逮捕

2017年6月の事件で、他の従業員と客ら計26人も事情聴取を受け、一度に50人が摘発される事件となりました。
このカジノ店は大阪心斎橋筋の雑居ビル4階でしたが、エレベーターはその階に止まらない構造でした。
口コミのみで集客し、店員の案内によって入店できるという、巧妙なシステムで摘発を逃れていたケースです。

このカジノ店や関係先から現金約2億2000万円、実質経営者と見られる稲葉裕輔容疑者のマンションから現金1億円が押収されています。
これは府内の違法カジノ事件では過去10年で最高額ということです。

またさらなる捜査で、このカジノ店が指定暴力団・山口組系『大原組』の資金源として、大阪・ミナミ繁華街で約20年もの間移転しながら運営されていたことがわかりました。

ここ最近の闇カジノ・裏カジノの摘発事例まとめ

闇カジノ・裏カジノによる摘発事例は他にもあります。近年発生した事例を時系列にまとめました。

 

摘発時期 摘発事例 摘発内容
2016年4月 五輪候補の闇カジノ・裏カジノ賭博事件 桃田賢斗、田児賢一(26歳、同)両選手が認めて謝罪会見
2016年6月 ポーカーゲーム店(横浜・中区) “賭博開帳図利容疑”で経営者を逮捕
2017年5月 ネットカジノ店『シティオブドリーム』(大阪中央区・心斎橋)

 

常習賭博容疑と単純賭博容疑で、従業員と客ら6名を現行犯逮捕
2017年6月 バカラ賭博闇カジノ(大阪ミナミ) 賭博開帳図利容疑で経営者と店員10名、賭博容疑で店内客14名を逮捕
2017年10月 インターネットカジノ店『WORLD』(和歌山市) 店長や従業員、客合わせて7名が常習賭博などの疑いで逮捕
2017年10月 カジノ店『横綱』(名古屋・中区栄) 賭博開帳図利容疑・賭博容疑で運営者と参加者計6名を逮捕

 

闇カジノ・裏カジノで摘発された人たちはどうなるのか?

前述したように、こうした賭博に関する場合は現行犯が基本です。なので警察に見つかれば即逮捕され、執行猶予なしの実刑判決を受ける可能性が極めて高いです。懲役半年から2年くらいの判決が多いですが、「職を失う」「信用の失墜」など社会的な制裁が重く圧し掛かります

また、プレイしていなくても現場に居合わせただけで逮捕されるので気をつけてください。よく友達と遊び半分で闇カジノに遊びに行ってそのまま逮捕されてしまったという事件も少なくありません。

その場にいなかったとしても、顧客名簿に履歴があったり、プレイ実績が残っている場合は逮捕させる可能性が非常に高いので関わらないようにするのが1番です。

絶対に闇カジノ・裏カジノには手を出すな!

日本では、国から許可されている公営ギャンブル以外は全て違法となります。そのため、闇カジノ・裏カジノを運営するのも賭博をするのも違法です。

また、闇カジノ・裏カジノは指定暴力団などの反社会組織が関わっているケースが多いです。
入店するだけで逮捕の可能性があるだけでなく、ディーラーがイカサマをしたり、勝利金を店側が換金してくれないなどのトラブルに巻き込まれる危険性も否めません。

一瞬で人生を破綻させてしまう危険性があるので、闇カジノ・裏カジノには絶対に手を出さないよう気をつけましょう。

この記事のおさらい
  • 違法に運営されている全てのカジノは、闇カジノ・裏カジノ
  • 闇カジノ・裏カジノは招待されないと入れない仕組みになっている
  • 闇カジノ・裏カジノで人生を破綻させる危険性がある