【苫小牧市】一度見送ったIR誘致を再検討!北海道知事との協議経て前進なるか

2019年11月にIR誘致を一旦断念した北海道ですが、苫小牧市ではにわかに再び誘致検討を促す機運が高まっています。ここでは、北海道のIR誘致に対する現状を整理しながらわかりやすく解説していきます。

道知事のスタンスは変わらずも苫小牧市は再検討に期待

北海道が2019年に一旦IR誘致を見送った背景にあったのは環境問題です。もともと誘致に前向きだった苫小牧市は、2020年6月に実施した環境調査報告書を道側に提出すると新たに決めており、その提出を受けて道がIR誘致を再検討することに強い期待を寄せています。かつて誘致を断念した後にも、機会があればチャレンジしたい旨のコメントを残していた鈴木道知事の判断に注目が集まっています。

申請再検討の鍵は環境と用地確保

19年にIR誘致を見送った後も、苫小牧市は再検討への期待を失わず、水面下で環境調査などを地道に行ってきました。さらにコロナ禍や汚職事件によって区域認定の申請期間が9か月も延期されたことを受け、苫小牧市は課題だった環境問題と100haの用地確保問題もクリアできるものと自信を高めており、環境調査報告書の結果次第では道知事が再検討の意向を強める可能性も出てきました。