北海道がIR誘致断念!将来的には再チャレンジの可能性

IR区域整備計画認定のため申請期限が、2022年4月28日に変更されました。
この期限を約1年後に控える中、鈴木直道北海道知事はIR誘致を見送るとの見解を明らかにしました。

今回は、北海道がIR誘致断念に至った理由や今後の見通しについて解説します。

北海道のIR誘致見送りの理由は?

今回、北海道の鈴木直道知事はIR誘致を見送った理由として
検討する時間が十分なかったなどと会見で語りました。

その一方で、そもそも北海道では2021年度予算にIR費が計上されておらず前々から誘致に消極的だったという見方もあります。この件については、過去のIR汚職事件への反発から予算計上に否定的な論調が広がっていた背景もあったとされます。

苫小牧市は今後もIR誘致に対して前向きな姿勢

IR誘致へ消極的だった北海道知事にとは逆に、苫小牧市の岩倉博文市長は誘致に前向きです。
苫小牧市は北海道知事が誘致断念を表明した後も独自に誘致活動を継続しており、新型コロナウイルスによって当初計画されていたIR区域認定申請がズレこみましたが、これを追い風と捉え今後もアフターコロナの雇用創出の軸としてIR誘致に注力していきたい意向としています。

苫小牧市が過去にIR誘致を再検討した経緯はこちら

北海道も2020年代後半に予定されている「誘致区域数の再認定」では再度IR誘致にチャレンジしたいとコメントし、今後誘致を再検討する可能性も覗かせています。