【ラスベガスのカジノ】ウィン・ラスベガスの特徴やサービス・カジノマナーを徹底調査してみた

ウィン・ラスベガスは2005年にストリップでオープンし、当初から最新鋭の技術を導入したり、ラスベガスで唯一のショーを行ってきた革新的なホテルです。その後も客室全てにアマゾンのAlexaを導入することを決めたり、ソーラーシステムを活用してホテルの電力を賄うなど様々なことにチャレンジしています。

カジノも充実していて、スロットマシーンを数多く揃えている上に、バカラ、ルーレット、ブラックジャック、ポーカー、スポーツブックなど多くのゲームが揃っています。会員特典を利用すると宿泊料が割引になったり、カジノで利用できるフリークレジットなども獲得できるので非常にお得です。

他にもイベントやビジネスなど観光以外でも利用できる施設が豊富に揃っていることから、様々なシーンで利用されるホテルとなっています。

目次

アメリカ最高峰の豪華なリゾート!「ウィン・ラスベガス」の3つの特徴

このホテルは当時の民間プロジェクトとしては最大規模である27億ドルもの総工費をかけて建てられました。ここではそんな豪華なホテルの特徴を大きく3つに分けて紹介していきます。

【特徴①】赤い絨毯にシャンデリアのゴージャスなカジノ

ウィン・ラスベガスのカジノは約10,000㎡という巨大な空間を有し、そこに1800台以上のスロットマシーンと140台以上のテーブルゲームがあります。他にもスポーツブックが楽しめるモニターやポーカー専用ルームを完備していて、毎日ポーカーのトーナメントも行われています。

スロットのベット金額は最低1セントからとなっていて、最大1000ドルまでベット可能です。そのため、初心者、ハイローラー問わず楽しめますし、スポーツブックやレースはベット後にバーやラウンジにあるモニターで結果を見ることもできるので、豪華な空間でくつろぎながらギャンブルができます。

【特徴②】日本企業も出資した超高級リゾートホテル

2005年6月にオープンしたウィン・ラスベガスですが、建設計画が持ち上がった当初は資金繰りに困窮していました。他の投資家たちは手を出しませんでしたが、日本のパチンコやパチスロの機械を製造しているユニバーサル・エンターテインメント社(当時の名称はアルゼ株式会社)の岡田前社長は2億6千万ドルもの出資を行っています。

ウィン・ラスベガスがオープンした翌年の2006年9月にはマカオでウィン・マカオをオープンしました。岡田氏はこの時も1億2千万ドルを出資しているので、ラスベガスとマカオのホテル合わせて3億8千万ドルもの投資がなされています。

創業者であるスティーブ・ウィン氏と岡田氏はすでに会社を退いていますが、ウィン・ラスベガスはその後も飛躍を遂げており、現在は敷地内にウィン・ウェストという新たなホテルの建設を計画中です。今後の15年、20年先に起こると予想される観光客増加を見込んだ施設のアップグレードが進められています。

【特徴③】ゴルフやショーも楽しめる複合施設が併設

ホテルの敷地内にはウィン・ラスベガス以外にアンコール・ラスベガスというホテルもあり、これらの施設にはショッピングエリアやプール、スパ、ナイトクラブなどが併設されています。中でも特筆すべきはウィン・ゴルフ・クラブです。

ラスベガスの中心であるストリップには様々なリゾートホテルがありますが、ゴルフ場まで併設されているものは多くありません。他にもイベントスペースやビジネスセンターではコンサートや展覧会が開かれ、劇場では様々なショーが行われています。また、有名デザイナーが手掛けた庭園など見どころが満載のホテルです。

ウィン・ラスベガスで遊ぶ時に受けられるサービス

ここではウィン・ラスベガスのカジノで遊ぶ際に受けられるサービスについて紹介していきます。知っておくと得をする内容ばかりなので、ぜひ参考にしてください。

ドリンクやフロアイベントが無料

カジノ内ではゲームをプレイをしている方に無料でドリンクを提供しています。テーブルゲームで遊んでいるとウェイターが近づいてくるので、そこでオーダーをしましょう。その際にチップを渡しておくと次からも回ってきてくれます。

スロットマシーンなどスタッフがいない場所の場合はウェイターが来ない場合もあるので注意が必要です。

会員特典

ウィン・ラスベガスでは『Wynn Rewards』という会員特典があります。会員になると宿泊料金が割引になったり、ポーカートーナメントなどのイベントやプロモーションへ招待されるなどの優待が受けられます。

会員になった状態でカジノをプレイするとベットした金額などによってティアクレジットというポイントが蓄積していき、一定金額を超えると会員ランクが上昇。上位のランクになるとスパやディナーで使えるクレジットがもらえたり、ゴルフや宿泊料金が無料になります。

会員ランクが低い状態でもスロットマシーンで遊んだ分のポイントをカジノで利用できるフリークレジットと交換できるので、カジノで遊ぶ方は会員になっておく方がお得です。

ウィン・ラスベガスで遊べるカジノ以外の施設

ウィン・ラスベガスは豪華なカジノも非常に人気ですが、他にも特筆すべき施設がたくさんあります。ここではそれらを紹介していきますので、気になるものがあればぜひ足を運んでください。

極上のグルメも味わえる!『ダイニング』

ウィン・ラスベガスのダイニングは高級店、カジュアル、バー&ラウンジと分かれていて、シチュエーションに合わせて自由な選択ができます。

高級店はメキシカンやイタリアン、日本食、中華と種類が豊富で、中にはミシュランで星を獲得したお店もあります。カジュアルでは広東料理やアジア全般の料理を提供するレストラン、軽食を販売しているカフェなどがあり、一部ではテイクアウトも可能です。

セレブ気分でショッピングしよう!『SHOPS』

施設内にはおよそ50軒のショップがあり、高級ブランド店が中心となっています。ジャンルはジュエリーや時計、アクセサリー、靴、アパレルなど様々で、中には日本人デザイナーのブランドもあります。

ラスベガスは免税店が空港に数えるほどしかなく、海外渡航者向けの免税制度もないので、セールなどをしているお店でない限りはそこまで値段が変わりません。なので、気になるお店があれば気軽に立ち寄ってみましょう。

プレミアムスペースで最高のイベントを!『Meetings and Events』

ウィン・ラスベガスには約28,000㎡の面積を持つイベントスペースがあります。このスペースは屋内や屋外、窓から見える景観などによって様々な選択が可能です。他にもケータリングサービスやイベントに合わせた会場設営、必要機材の貸し出しを行っているので、最高のイベントが作り出せます。

結婚式場としても利用でき、規模や内容に合わせたウェディングプランの提供やウェディングプランナーによるアレンジも行っています。

ゆったりとリゾート気分を満喫!『ウィン&アンコールプール』

ウィン・ラスベガスの北側にはアンコール・ラスベガスと呼ばれる姉妹ホテルがあります。どちらにも豪華なプールがあり、その数はウィンが4つ、アンコールが3つです。ジャグジー付きやヨーロッパをテーマにしたものなど様々な種類があるので、気分や込み具合によって自由に選択できます。

また、クラブに併設されたプールもあるのでナイトライフと合わせて楽しむのもオススメです。プールサイドにはレストランやバーもあるので、南国気分でゆったりと過ごしましょう。

まるで王宮!優雅な気分でリフレッシュ『サロン&スパ&フィットネス』

ウィン・ラスベガスのスパはゴージャスな印象を与える王宮のようなデザインとなっています。もちろん、外観だけでなくサービスも充実していて、フォーブスのトラベルガイドで5つ星の評価を獲得するほどです。

フィットネスクラブも最先端の機器を取り揃え、さらに認定のパーソナルトレーナーが付いているので、効率的なトレーニングが期待できます。サロンの中にはヘアケアにネイルケア、男性向けの理髪店サービスを行っているので、優雅な気分に浸りながら見出しなみを整えられます。

ストリップのリゾートコース!『ゴルフ』

ラスベガスの郊外にはいくつかのゴルフ場がありますが、ストリップの中にあるゴルフ場は多くありません。その中の1つがホテルに併設されたウィン・ゴルフ・クラブです。ここは、かつて新しい棟を建てる計画が持ち上がった際に閉鎖され、その後再びオープンしました。

しかし、コースの詳細などは公式HPでも公開されておらず、実際にプレイをするか、ホテルの上層階からしか全容を見ることができません。ぜひこの謎のベールに包まれたコースでプレイしてみてください。

プライベートインターネットも使える!『ビジネスセンター』

ウィン・ラスベガスにはスイートサロンがあり、最大10名が利用できる会議用のテーブルがあります。他にもビジネスセンターがあり、そこではインターネットの利用やコピー機、荷物の出荷や受け取りなど様々なサービスが受けられます。

会議室も25名収容できる小さめのものから最大6,000名収容できる大型の施設もあるので用途に合わせた利用が可能です。他にもケータリングサービスやコンシェルジュサービスも利用できます。

劇場でウォーターショーも楽しむ!『ウィン・アンコールシアター』

アンコールシアターは1480席を備えたイベントホールで、劇場としての用途以外にも企業の会議スペース、プレゼンテーション、講義などにも使用されます。劇場として使用される際にはミュージカルなどが行われていて、オーケストラやダンス、ワイヤーアクションを駆使した空中での演出などスケールの大きいショーを見ることができます。

フロントに広がるボタニカルな空間!『Floral Sculptures』

ウィン・ラスベガスのフロントや前庭には、結婚式場の空間デザインなどを数多く行ってきたPreston Bailey(プレストン・ベイリー)氏が手がかけた花の彫刻が飾られています。

11万本の花やフィカス(イチジク)の木や実などは、繊維強化プラスチックを使って細部まで美しく表現されていて、3週間ごとに色の異なる実に入れ替えることで刻々と変化する空間を表現した壮大な作品です。結婚式やウェディング写真の撮影にも最適なので、ぜひ一度足を運んでみてください。

滝のスクリーンでナイトショーを鑑賞!『Lake of Dreams』

Lake of Dreamsは人工的に作られた滝のスクリーン上で披露されるショーです。ワールドクラスのチームが製作した巨大なカエルのオブジェクトや人形を使ったパフォーマンスで、過去にエミー賞を獲得した経験を持つディレクターが監修をしています。

内容はいくつかのパターンがあり、同じショーが連続することはありません。ショーは30分おきに開催されていて、スクリーンの近くにあるレストランなどで食事を楽しみながら無料で鑑賞できます。

プールも楽しめる!『XSナイトクラブ』

XSナイトクラブはプールの横にクラブが併設されているので、プールが開放されている時は水浴びをしながら音楽やダンスを楽しめます。また、ここは世界的にも有名なアーティストがDJを行うことでも有名で、Webやホテルでチケットを購入できます。コンシェルジュを経由すると安くチケットが買えるので利用してみてください。

注意点としてはドレスコードがある点で、プールに入る場合は水着でもOKですが、そうでない場合は短パンにサンダルなどラフすぎる服装だと入場を拒否される場合があります。

ウィン・ラスベガスのカジノ内での基本的なマナー・ドレスコード

カジノで遊ぶ際にはドレスコードやフロア内でもマナーなど気をつけなければいけない点が多々あります。ここではウィン・ラスベガスのカジノの注意点やマナーを紹介していくので参考にしてください。

注意するべき基本的なマナー

カジノ内で注意しなければいけないことはチップの管理です。自身のチップであっても一度ベットしたチップには触れてはいけません。当然、他人のチップに触れるのもマナー違反です。他にも各テーブルでは現金とチップを換金してくれますが、ゲームの進行中に換金を依頼したり、ベットエリアに現金を置くと換金なのかプレイするのかが分からなくなります。

なので、チップの換金はゲームが一段落した後など邪魔にならないタイミングで行いましょう。

ドレスコード

カジノに入場する際にはその場にあったドレスコードがあります。ウィン・ラスベガスはそれほど厳しくないので、スーツを着なければいけないなどの指定はありません。ただ、サンダルや短パンなどラフすぎる服装だと入場拒否をされる場合があるので、襟のついたポロシャツや長ズボン、スニーカーなどスマートカジュアルな服装を心がけましょう。

ウィン・ラスベガスで遊ぶ前に知っておきたい情報

カジノで遊ぶなら事前に遊び方や換金方法は知っておく方が良いです。ここでは基本的な情報を紹介していくので、ぜひ参考にしてみて下さい。

換金方法

カジノで遊ぶ際には現金をチップに換金してベットします。現金のままでもプレイはできますが、チップの方が便利です。換金方法については、各テーブルでディーラーが現金をチップに交換してくれます。

しかし、チップを現金に交換する際には『Casher』と呼ばれる特別なブースに行かなければ換金できません。こちらは犯罪を防止するために鳥かごのように周囲を囲まれていることからケージとも呼ばれます。

ウィン・ラスベガスでは以下の場所にCasherがあります。

持っていくべき予算

カジノで遊ぶ場合の予算ですが、どの程度遊ぶ予定かによって用意すべき金額は異なります。軽く遊ぶだけであれば、スロットマシーンなど少額から遊べるゲームをプレイすればいいだけなので、1万〜3万程度で十分でしょう。

しかし、本格的にプレイされるのであれば15万〜30万は用意すべきです。本場のカジノは他のプレイヤーを意識して、多めに賭けたり、つい熱くなってしまいがちなので注意しましょう。

カジノ内で使用できる言語

カジノではディーラーは基本的に英語しか話しません。中には他の言語を話せる人もいるかもしれませんが、期待はできません。

ただ、ゲームの流れを把握していれば英語力はほとんど不要です。カジノに入場する際や換金の際に多少会話は必要になりますが、それほど高度なレベルは求められません。

ウィン・ラスベガスへのアクセス

ウィン・ラスベガスの最寄り空港はマッカラン国際空港です。車だとわずか10分で到着しますが、公共の交通機関だと乗り継ぎや待ち時間などで40分から1時間程度かかります。

1番簡単な方法は空港のターミナル1、3にある専用の乗り場からタクシーに乗車することです。乗り場までは案内表示が出ていますし、距離が近いのでそれほど料金もかかりません。遠回りされる心配もありますが、それほど大きな金額にはならないので安心してください。

次に配車サービスです。これはUberのように登録した運転手が指定した目的地まで運んでくれるサービスを指します。アメリカではLyftと呼ばれるサービスも主流で、こちらは自動運転車を使ったサービスも提供しています。難点は各ターミナルの駐車場まで行って運転手と合流する必要があることと、常にWi-Fiが繋がる環境にいないといけないことです。

乗り合いのシャトルバスは同じ方向へ行く人たちでお金を出し合い、1台の車で目的地へ送ってもらうサービスです。ターミナルの窓口で予約をすれば乗車できますが、一定の人数に達するまで待たなければいけませんし、他の人の行き先によっては後回しにされる可能性が高いので到着時間が読めません。

最後に公共のバスですが、こちらはホテルの方面へ行くものがいくつかあるものの、乗り継ぎが必要になります。慣れていなければ予想外の場所へ行くこともあるので、あまりオススメはしません。

ウィン・ラスベガスの近隣のおすすめ観光地

ウィン・ラスベガスは観光名所が多々あるストリップの中心にあるため、一歩外に出れば珍しいスポットがあちこちにあります。ここではその中の一押しのスポットを2つ紹介します。

【観光スポット】ラスベガス最大規模!ファッションショーモール

ファションショーモールはラスベガスを代表する観光スポットです。ビルの上部に大きな屋根が取り付けられた外観が大きな特徴で、離れた場所からでもすぐに分かります。

中には250軒以上のお店が入っていて、高級ブランドのお店から日用品を取り扱うお店まで何でも揃っています。注意点は食料品を取り扱うスーパーがないことで、食事がしたい場合はモール内にあるフードコートを利用しましょう。

買い物に関してはセールなども行っているので、比較的安価に購入することができます。ラスベガスは海外旅行者に対する免税制度がないので、こうしたモールを利用して賢く買い物をしましょう。

【観光スポット】マーベル好き必見!マーベルアベンジャーズステーション

ウィン・ラスベガスから徒歩で7分ほどの場所にマーベルアベンジャーズステーションというアトラクション施設があります。ここではマーベル社が製作した人気作品であるアベンジャーズに関連した展覧を行っています。

入場料は大人が34ドル、小人が24ドル、3歳以下のお子さんは無料です。他にもVIPチケットがあり、グループで45分ほどのツアーに参加できます。ただ、説明は全て英語なので注意しましょう。

一般チケットの場合は早ければ30分、長くとも1時間程度で全て見て回ることができます。マーベル作品のファンの方は必見のスポットなので、興味がある方は足を運んでみてください。

ウィン・ラスベガス詳細まとめ

名称 ウィン・ラスベガス(Wynn Las vegas)
施設 リゾートホテル
ドレスコード スマートカジュアル
営業時間 24時間
テーブル数 140台以上
スロット台数 1800台以上
遊べるゲームの種類 スポーツブック/スロット/クラップス/ブラックジャック/ルーレット/バカラ/パイゴウポーカー/スリーカードポーカー/アルティメットテキサスホールデム
最寄りからのアクセス マッカラン国際空港から車で約10分
カジノで受けられるサービス 無料ドリンク/会員特典