和歌山IR事業者決定!クレアベストの動向をまとめて紹介
和歌山県のカジノ誘致計画において、IR事業者の最終候補として残っていたクレアベストグループが正式なIR事業者に決定しました。クレアベストは投資会社でありカジノ運営の経験がないため、今後どのような計画を立ててIR誘致を進めていくのかが鍵となるとされています。
国への申請は来年の4月28日が期限とされており、残りの時間でいかにカジノ誘致レースを勝ち進むための材料を揃えるのか、大きな注目が集まっています。クレアベストのこれまでの動向や、今後の動きの予想についてまとめて紹介をしていきます。
クレアベストが和歌山IRにおけるパートナー企業を発表
和歌山県のIR事業者として正式に決まったクレアベストは、カジノ誘致におけるパートナー企業を新たに発表しました。パートナー企業として発表されたのは、統合型リゾート開発の調査・企画・設計をしている「AMSEリゾーツジャパン」と、仏カジノ大手である「グループ・パルトゥーシュ」の2グループです。
クレアベストの弱点の一つとして「カジノ事業の経験が浅いこと」がありました。しかし、今回の企業提携でリゾート開発とカジノ運営それぞれの専門チームを擁したことにより、その弱点を補うことに成功しています。今後は本格的にIR区域認定を受けるための活動を行っていく姿勢が見て取れます。
クレアベストは和歌山マリーナシティにおいて「浮遊都市をイメージしたIRを作っていきたい」との提案を県に出しています。まだまだ調整段階ではありますが、クレアベストは「2027年秋」、県は「2026年春」での開業を目指したいとしています。現在は、来年4月28日までにIR区域認定の申請を国に提出する予定で誘致活動が進められています。
クレアベストこれまでの動向まとめ
クレアベストはもともと和歌山IRの事業者候補としては優先順位が低かったのですが、最有力候補が撤退したことにより繰り上げで選定された形になります。
クレアベストが和歌山のIR事業者に決定したときからの動向をまとめていきます。
6/2 | 和歌山IRの事業者にクレアベストが正式決定 代表取締役が成功への意気込みを見せるコメントを発表 |
6/2 | 浮遊都市をイメージした和歌山IRの完成予想図を県に提案 |
6/7 | パートナー企業として「AMSEリゾーツジャパン」「グループ・パルトゥーシュ」の2グループとの提携を発表 |
以降はまだ特に大きな動きはありませんが、今後の動きの予想としては、
- 地元住民に和歌山IRを認知、さらに融和のための活動
- 区域整備計画の策定
などを主に進めていくのではないかと考えられます。
和歌山県のIR誘致活動を本格的に開始したクレアベストからは今後も目が離せません。