遊雅堂は違法?日本の法律上の問題点と運営公式見解

遊雅堂の違法性

遊雅堂の違法性について、疑問や不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。

遊雅堂は合法的に運営されていますが、どのように法律の範囲内で機能し、運営されているのか気になりますよね。

この記事では遊雅堂の取得ライセンスや運営会社の合法性だけでなく、日本の法律からみた遊雅堂についても詳しく解説していきます。

遊雅堂はベラジョンカジノと同じ会社が合法的に運営しています。遊ぶ国の法律によっていろいろな問題が起こりますが、悪質な会社でないことは確かです。違法性の見解についてしっかり理解したうえで、遊雅堂で遊ぶかどうか決めるようにしましょう。

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この記事を読んだらわかること

  • 遊雅堂が合法的に運営されているといえる理由
  • 日本の法律からみた時の遊雅堂の違法性・合法性
  • 遊雅堂の違法性に関して議論が起こる理由
  • 遊雅堂で安全に遊ぶ方法

遊雅堂は違法運営ではない安全なオンラインカジノ

遊雅堂は違法運営ではない安全なオンラインカジノです。そのように言える理由を以下項目に分けて解説していきます。

国際ライセンスを所有している

遊雅堂は、キュラソーライセンスを有し、国際的に認められた合法的なオンラインカジノです。このライセンスは、遊雅堂が一定の基準と規則を守りながら運営していることを意味しています。

遊雅堂のライセンス情報は公式サイト上で確認できました。

遊雅堂のライセンス

キュラソーライセンス取得のうえで行われる審査項目に関しては、以下を参照してください。

  1. 事業計画の提出: 事業の概要、財務計画、市場戦略などが評価されます。
  2. 法的コンプライアンス: キュラソー法に基づいて、申請者が合法的に運営できるかどうかが評価されます。
  3. 財務状況の確認: 申請者の財務状況が健全であるかを調査します。
  4. オペレーション確認: ソフトウェア、ゲームの公平性、データ保護などのオペレーションが適切に行われているか確認されます。
  5. 身元調査: 企業の経営者、役員、大株主の身元が調査され、犯罪歴や資金洗浄の疑いがないか確認されます。
  6. セキュリティ審査: ユーザーデータの保護や金融取引の安全性に関する審査が行われます。
  7. 継続審査: ライセンス取得後も定期的な監査が行われ、運営状況が評価されます。

運営会社は海外に登記している

遊雅堂の運営会社Breckenridge Curacao B.V.は、オランダ領キュラソーに登記しています。

遊雅堂の運営会社

遊雅堂自体を運営するマーケティングチームやサポートチームは、アジア、ヨーロッパ、北米など、世界の様々な場所に拠点を置いており、日本国内に運営拠点といえる場所はありません。

公平性確認済のゲームを提供している

遊雅堂のゲームは、規制当局の厳格な監査、ランダムナンバージェネレータ(RNG)の使用、第三者認証機関の評価、そして透明性の高い情報提供によって、その公平性が確認されています。

これら多層的な安全対策がしかれているため、遊雅堂では安心してゲームを楽しむことができます。

遊雅堂が違法だというSNS上の口コミ・評判

安全だというけど、世間の人はどう思っているのか?という点は気になりますよね。

ここではあえて、遊雅堂が違法だととらえているプレイヤーの口コミ・評判を紹介していきます。

しつれい、優雅堂ではなく「遊雅堂」さんですかね。キュラソーのオンラインカジノらしいけど、最近は警察もハッキリとに「海外のオンラインカジノサイトで賭け事に興じるのは違法」といってるし、スポーツは健全なイメージあるからなぁ…

引用:Twitter

日本オンカジ違法とか言いよるくせに遊雅堂のcm流すなよwwwwwwwwwwwwwwww

引用:Twitter

違法ギャンブル業者で前はベラジョンで最近は遊雅堂がCM打ってる。ポップアップスパム広告はベラジョンから遊雅堂に入れ替わった。健康補助食品詐欺業者にも言えるが有名人とか出てると『おまえ自分の仕事に誇りってもん無いのか?』と問いたいね。

引用:Twitter

このように遊雅堂=違法だと認識している人は一定数います。

ただ、日本は法治国家です。皆がそう思うから遊雅堂が違法になるわけではありません。そして、完全に違法だと言い切れずに、合法か違法か論争が起きている複雑な事情があります。

その点については、次の項で詳しくみていきましょう。

日本の法律で遊雅堂は違法?合法?

ここでは日本の法律に照らし合わせて、遊雅堂の違法性・合法性について分析していきましょう。

日本の賭博罪について

日本の賭博罪について、以下が禁止されている行為とその成立要件、罰則です。

【禁止されている行為】

  • 賭博行為: 金銭を賭けてゲームや賭け事を行うこと。
  • 賭博の斡旋: 第三者が賭博行為を行えるように斡旋、紹介すること。
  • 賭博場の提供: 賭博が行える場を提供、維持すること。

【成立要件】

  • 公衆の誘引: 多数の人々を対象に賭博行為を提供、斡旋すること。
  • 利得の希望: 賭博行為を通じて金銭的利益を得ることを意図していること。

【罰則】

  • 賭博行為および斡旋: 賭博や斡旋を行った者は、法律により最大で3年の懲役または最高で500,000円の罰金が科せられます。
  • 賭博場の提供: 賭博場を提供、維持した者には、5年以下の懲役または最高で1,000万円の罰金が科せられる可能性があります。

これらの要件や罰則は、賭博行為やその関連活動が社会に与える悪影響を防ぐために設けられています。

ただし、海外にサーバーがあるオンラインギャンブルに関して言及している項目はありません。

消費者庁はオンラインカジノ賭博は犯罪と宣言

2023年、日本の消費者庁は公式サイトにて、以下のような見解を発表しました。

日本国内ではオンラインカジノに接続して賭博を行うことは犯罪です!

海外で合法的に運営されているオンラインカジノであっても、日本国内から接続して賭博を行うことは犯罪になります。
実際にオンラインカジノを客として利用した者が賭博罪で検挙された事例もあります。
犯罪になることを知らなかったでは済まされません。
賭博は犯罪です。絶対にやめましょう。

引用:消費者庁

消費者庁の発表=法律改正ではありませんが、公的機関の意見・ガイダンスに当たるものなので、無視はできません。

重要なポイントは、「海外で合法的に運営されているオンラインカジノであっても、日本国内から接続して賭博を行うことは犯罪になります。」です。

遊雅堂はカジノゲーム・スポーツベットを提供している

先に説明したとおり、遊雅堂は海外で合法的に運営されているオンラインカジノであり、カジノゲーム・スポーツベットで遊べるサービスの提供を行っています。

遊雅堂はカジノゲームとスポーツベットで遊べる

バカラやブラックジャックにリアルマネーでベットでき、勝ったら利益を得られる仕組みです。

その点だけをみれば、遊雅堂で遊ぶのは賭博行為にあたるといえるかもしれません。

ブックメーカー(スポーツベット)は違法と指摘されていない

一方で、オンラインカジノは法的に問題が指摘されていますが、スポーツベッティングについては具体的な違法性の指摘や言及はなされていません。

これは、利用するサービスによって法律的評価が異なることを示しています。

遊雅堂のプレイヤー逮捕実例0件

遊雅堂は2020年からサービスを開始していますが、2023年9月執筆時点までで遊雅堂で賭博したことを理由に逮捕者が出たという話は出ていません。

ベラジョン系列である遊雅堂の規模から考えれば、遊雅堂利用者は国内に数千人いてもおかしくないのにです。

【結論】日本の法律で遊雅堂が違法とは十分に言い切れない

ここまでの話をまとめると、遊雅堂でのプレイは、一定の法的リスクや違法性の疑念を持つことができますが、その行為だけで逮捕される確立は非常に低いと考えられます。

しかし、個々の利用者は、これらの情報を踏まえて、慎重に判断し、行動する必要があるでしょう。

違法性に関する遊雅堂(VJグループ)の見解

ここでは遊雅堂が日本の法律や現状に関してどのような見解をもっているか紹介していきましょう。

合法運営のもとプレイヤーの決定を尊重する

遊雅堂(VJグループ)にプレイヤーへのゲーム提供について質問したところ、下記のように回答いただきました。

ベラジョン及び遊雅堂の海外オペレーターは、キュラソー政府が発行するマスターライセンスの1つ(Antillephone)の下でゲーミングライセンスを保有しています。

ライセンスを取得したオペレーターの運営は完全に日本国外にあり、キュラソーのライセンス機関との厳格な規制順守のもとで運営されています。

日本国内ではさまざまな憶測や解釈が存在しますが、ベラジョングループ系列ではプレイヤーの最終的な決定を尊重しています。

引用:【2023年】ベラジョンカジノに直接インタビュー!Casimo編集スタッフが色々聞いてみた

この件については2023年におこなった遊雅堂含む(VJグループ)へのインタビューで回答していただいています。詳細を知りたい人は下記リンクからインタビュー記事をご覧ください。

オンラインギャンブルの遠隔提供を取り締まる法律はない

遊雅堂は、オンラインギャンブルサービスの提供において、遠隔地からの提供に関する明確な法律が日本に存在しないことをインタビューにおいて指摘しています。

従って、特定の地域の法律に抵触しない限り、サービスは合法であり続け、利用者もリスクなく利用できるというのが遊雅堂の主張です。

遊雅堂の違法性議論が生まれる理由

そもそも遊雅堂が違法か合法か、なぜ議論が生まれるのか気になる人も多いのではないでしょうか。

ここでは違法性議論が生まれる理由について解説していきます。

国や地域によって法律が異なる

世界各国でのオンライン賭博の法律は多様で、それぞれの国や地域の文化、歴史、価値観に基づいて制定されています。

たとえば欧州ではオンラインカジノが合法で、政府によって規制・監督されていますが、アジアの一部地域では厳格な禁止が敷かれているといった違いがあるのをご存じでしょうか。

特に、日本では賭博法に基づき、オンライン賭博は非合法とされており、違法性の議論が絶えません。

このような地域ごとの法律の差異が、遊雅堂における合法・違法の議論を引き起こしているのです。

日本の賭博罪が作られたのは大昔

日本の賭博罪は大昔、インターネットの概念が存在しない時代(明治40年)に制定されました。

その古い法律を現代のオンラインギャンブルの現象に適用することで多くの問題が伴うのは言うまでもないでしょう。

拡大解釈により、多くのオンラインギャンブル利用者が法的リスクにさらされているので、古い法律の枠組みを越えて、新しい規制の検討が必要です。

過去のオンラインカジノ逮捕事例が一様ではない

過去のオンラインカジノに関する逮捕事例を見ると、その扱いには一貫性が欠けています。

スマートライブカジノ事件

スマートライブカジノ事件は、2016年に発生し、日本国内でオンラインカジノプレイヤーが初めて逮捕された事例です。

この事件では、3名のプレイヤーが逮捕されました。スマートライブカジノ自体は、ロンドン企業が運営し、イギリスとマルタのライセンスを取得しており、運営自体に違法性は認められませんでした。

しかし、プレイヤーはSNS・ブログでプレイ内容を公開していたため、警察に特定され逮捕されました。結果として、2名が略式起訴を受け、1名は裁判で争い、不起訴となりました。

警察官が逮捕された事件

2023年4月、京都府警の30代の男性巡査がオンラインカジノで金を賭けたとして、賭博の疑いで書類送検されました。

巡査は戒告の懲戒処分を受け、同日に依願退職しました。起訴されたかどうかは分かりません。

送検容疑は、2022年4月下旬に海外で運営されているオンラインカジノのトランプゲーム「ブラックジャック」で約2万円を賭けた疑いです。

府警によると、巡査は21年9月~22年9月、カナダやオランダのオンラインカジノで賭博を繰り返していたとみられます。

オンラインカジノYoutuberが逮捕された事件

2023年9月、千葉県警は、自称ユーチューバーの男(30)を常習賭博の疑いで逮捕しました。

逮捕容疑は、昨年9月9日~今年4月9日にかけて、自宅で6回にわたりオンラインカジノサイト「ELDOAH Casino」で換金可能な仮想の金銭を賭け、スロット賭博をした疑いです。

容疑者は、同サイトの運営元と動画共有サイトで月2回、賭博の様子を配信する契約を結んでいたとみられ、少なくとも2019年11月から配信していた。配信の収益と運営元からの報酬で計約3千万円の入金があったとされます。

なお、男性は略式起訴を受け入れ、50万円の罰金を支払いました。

遊雅堂が違法だとするならパチンコはなぜ許される?

ここまで遊雅堂含むオンラインカジノの違法性について様々な角度から説明してきましたが、他のギャンブルと比較した時、パチンコがなぜ許されているのか疑問に思う人は少なからずいるでしょう。

パチンコは、表向きは景品交換のゲームとされ、多くの人々に愛好されています。しかし、出玉を景品に交換し、更にこれを換金することで、実質的にはギャンブルと変わらないのです。

この「三店方式」は、巧妙に法律を回避し、パチンコ店、景品交換所、景品問屋が連携して成立しています。

では、このような状況がなぜ許されているのでしょうか。一部では、パチンコ業界と政界のつながりや、政治献金が影響しているという意見も存在します。

オンラインカジノの違法性が問われる一方で、パチンコは「遊戯」として認められ、賭博罪の対象外となるこの矛盾した現状は、法律の抜け道を利用し、ギャンブル依存症の問題を深刻化させています。

パチンコの合法性の議論に決着がついていないのに、賭博罪の拡大解釈でオンラインカジノは違法と言い張るのは無理があるのではないでしょうか。

遊雅堂の違法性を心配せずに遊ぶ方法

最後に遊雅堂で法律のことをいろいろ気にせずに遊べる方法について説明していきます。下記を参考にして、自己責任のもと、遊ぶかどうか判断してください。

プレイ動画や実績をSNSにアップしない

オンラインカジノの逮捕事例を考慮すると、プレイ動画や実績をSNSにアップすることが問題になり得ます。

特にYouTubeやTwitterなどでのプレイ内容や賭け金、収益が分かる情報の公開は避け、プライバシーを保つようにしましょう。

無料プレイに徹する

リアルマネーでの賭博が法的に問題となるため、無料プレイに徹するのも一つの解決策です。

ほとんどのオンラインカジノでは、数千種類のゲームを無料で楽しむことができます。

また遊雅堂では無料版サイト「遊雅堂フリー」を提供していますし、有料版でも入金不要ボーナスを利用することでも賭博罪の心配なく遊べますよ。

娯楽目的で遊ぶ

オンラインカジノは基本的に娯楽目的での利用が前提とされています。例えば、ベラジョンカジノの利用規約では、サイトの使用目的が娯楽であることが明記されています。

ユーザーは、ユーザー自身の能力で、他の人に代わってではなくユーザー自身のために、楽しみや娯楽の目的のみで当ウェブサイトを利用するものします。

引用:ベラジョンカジノ利用規約

大金を賭けるのではなく、個人的に少額で楽しむ程度に留めれば、賭博罪を問われる可能性は低くなるでしょう。

オンラインカジノ利用が完全合法の国でプレイする

オンラインカジノの利用が合法である国でプレイすれば、法的な問題は発生しません。

ヨーロッパの多くの国ではオンラインカジノが合法とされています。日本国籍であっても、居住先が日本以外の国であれば、特に問題はないでしょう。

オンラインカジノ利用が合法の国
イギリス / マルタ / ジブラルタル / イタリア / スペイン / ポルトガル / デンマーク / スウェーデン / エストニア / ラトビア / リトアニア / チェコ共和国 / スロバキア / ルーマニア / ブルガリア / ギリシャ / クロアチア / スロベニア / オーストリア / ベルギー / ルクセンブルク / アイルランド / フィンランド / ノルウェー / アイスランド / ジャージー / ガーンジー / マン島 / カナダ(一部の州) / メキシコ / コロンビア / アルゼンチン / ペルー / パナマ / コスタリカ / アンティグア・バーブーダ / セントキッツ・ネイビス / セントルシア / セントビンセント・グレナディーン / グレナダ / ドミニカ共和国 / カリブ諸国(一部) / オーストラリア(一部の州) / ニュージーランド / 南アフリカ共和国

ただし、日本の住所でベラジョンカジノに登録すると海外からはベラジョンカジノ日本版でプレイできません。

海外でベラジョンカジノをプレイする場合は、海外居住先の住所を登録し、その国の言語にあったバージョンのベラジョンカジノでプレイしましょう。

遊雅堂の違法性まとめ

この記事のまとめ

  • 遊雅堂は海外で合法的に運営されている
  • 日本の現状だと遊雅堂で遊ぶのは違法性を問われる可能性がある
  • 違法性があっても遊雅堂でプレイして即逮捕となるかどうかは分からない
  • 違法性について心配することなく遊雅堂で遊ぶ方法はある

遊雅堂は海外で合法的に運営されており、多くのユーザーに利用されています。

日本の法律の下では、遊雅堂でのプレイは違法性を問われる可能性が存在しますが、それでも、遊雅堂でプレイして即逮捕されるかどうかは一概には言えません。

適切な対応と注意を払えば、違法性について心配することなく、安心して遊雅堂でのゲームを楽しむ方法も存在します。

プレイ動画や実績をSNSにアップしない、無料プレイに徹する、娯楽目的で遊ぶ、そしてオンラインカジノ利用が合法の国でプレイする、これらのポイントを踏まえ、法律を意識しながら、リスクを最小限に抑えて楽しむようにしましょう。

この記事を書いた人

ハル

予備校講師やセミナー講師を経て、在宅ライティング専業になりました。
Casimoでは2018年立ち上げ当初からカジノゲームや必勝法・攻略法の記事作成を担当しています。

ハル

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