【マーチンゲール法は勝てない?】使い方や勝率を上げる方法を徹底解説!

マーチンゲール法は、カジノで使える必勝法の中で最も有名な必勝法です。
負けたら倍賭け、倍プッシュをするだけなので、使うだけなら初心者でも即できます。

しかし、誤った使い方をすると破産するリスクもあるので、使い方には十分注意しなければいけません。

マーチンゲール法ほど使いやすいのに運用が難しい必勝法は他にないといってもいいでしょう。本記事で紹介する「上手に運用するコツ」や「勝率を上げる方法」を習得したうえで使うことをおすすめします!

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この記事を読んだらわかること

  • マーチンゲール法の使い方
  • マーチンゲール法のメリット・デメリット(重要)
  • マーチンゲール法のシミュレーション(勝率が良い場合・悪い場合)
  • マーチンゲール法を上手に運用する4つのコツ

マーチンゲール法の賭け方・使い方

マーチンゲール法

マーチンゲール法は、連敗の負け分を一回の勝利で取り戻す必勝法です。

使い方のルールは『負けたら勝つまで倍賭け』。一度勝ったらマーチンゲール法の成功となります。
配当2倍、勝率1/2のゲームで使用します。

例えばスタートの賭け金を$1とした場合のベット額と総収支の推移は以下のようになります。

回数賭け金結果総収支
1$1×-1
2$2×-3
3$4×-7
4$8×-15
5$161

ゲームに負けたら倍賭け、またゲームに負けたらさらに倍賭け。これを繰り返し、5ゲーム目で勝ち、スタートのベット額分だけの利益がでました。

このように、マーチンゲール法は連敗数に関係なく、1勝すれば、必ずスタートのベット額分だけの利益を獲得できます。

マーチンゲール法を効果的に使えるゲームは?

マーチンゲール法が向いているのは勝率約1/2、配当2倍の独立事象のゲームです。

「独立事象のゲーム」とは、ゲームの結果が次のゲームに影響を与えないゲームです。具体的にはルーレットのイーブンベット(赤黒賭け、偶数・奇数賭け、ハイロー賭け)、シックボーの大小賭けが独立事象のゲームに該当します。

一方、バカラやブラックジャックはシューに残っているカード次第でゲーム結果に偏りが出るため、独立事象のゲームではありません。

例えば、バカラで「5」以上のカードが場に多く出た場合、シューには「4」以下のカードが多く残ります。「4」以下のカードが多く残っている場合、バカラのルール上、プレイヤーの勝つ確率がわずかに上がります。

なお、マーチンゲール法をブラックジャックやバカラで絶対使ってはいけないということではありません。少しでも成功確率を高めたい方は、独立事象のゲームで使用しましょう。

マーチンゲール法の使用例

文字だけだとイメージが使い方が分からない人もいると思うので、ここでは実際のカジノゲームを用いてマーチンゲール法の使い方をが画像付きで解説していきます。

カジノゲームにベットする

マーチンゲールは配当2倍のゲームに使用できるので、ここではルーレットの赤黒賭けにの「赤」に1ドルベットします。

勝った場合、賭け金はそのまま

赤に1ドル賭け、「赤の23」がきました。当たりです。

マーチンゲール法は連敗していない状態で勝った時には、賭け金を変えません。次ゲームも同様に「赤」に1ドル賭けます。

負けた場合、賭け金を倍賭け

負けた時は賭け金を2倍にします。次ゲームでは1ドルの2倍、1×2=2ドルを赤にベットします。

4連敗しましたが、5ゲーム目にマーチンゲール法が成功し、賭け金を取り返しました。

連敗後に1勝したら最初の賭け金に戻します。ゲームを続行するとしたら、次の賭け金は1ドルです。

マーチンゲール法のシミュレーション

続いて、マーチンゲール法を使用した際に全体の勝率が良い場合と勝率が悪い場合でどのような違いが出るかシミュレーションしてみます。

どの様に収支の推移が変わっていくか確認してみてください。

なお、シミュレーションでは勝率約1/2、配当2倍のゲームでマーチンゲール法を使用しているものとします。

全体の勝率が良い場合

スタート資金:$20 開始時の賭け金:$1  全体の勝率:60%

回数賭け金結果残金
1$1〇(+$1)$21
2$1〇(+$1)$22
3$1×(-$1)$21
4$2×(-$2)$19
5$4×(-$4)$15
6$8〇(+$8)$23
7$1×(-$1)$22
8$2〇(+$2)$24
9$1〇(+$1)$25
10$1〇(+$1)$26

ご覧のとおり、勝率が良いときはマーチンゲール法を使用する機会がそもそも少ないです。マーチンゲール法は勝利しても利益は少ないチップコントロールなので、シミュレーションのように10ゲーム中6勝しても$6の利益しか出ません。

ただし、大きく崩れることも少ないため、堅実に資金を伸ばすことができます。

全体の勝率が悪い場合

スタート資金:$20 開始時の賭け金:$1  全体の勝率:33%

回数賭け金結果残金
1$1〇(+$1)$21
2$1×(-$1)$20
3$2〇(+$2)$22
4$1×(-$1)$21
5$2〇(+$2)$23
6$1×(-$1)$22
7$2×(-$1)$20
8$4×(-$1)$16
9$8×(-$1)$8

6ゲーム目から4連敗し、9ゲーム目の終了時に残金は$8となりました。次ゲームでマーチンゲール法を使う場合は$16必要ですが、資金が残っていないので、マーチンゲール法は続行できません。

このように勝率が悪いときにマーチンゲール法を使うと、1勝する前に資金全てを失う可能性が高くなります。

マーチンゲール法の利点・メリット

マーチンゲール法のメリットは以下の2点です。

以下、解説していきます。

初心者でも簡単に使用できる

カジノゲームで使える必勝法は色々ありますが、マーチンゲール法が最も簡単で覚えやすいです。

メモはいりませんし、複雑な計算もいりません。
もし前ゲームの賭け金の倍数がすぐにわからなくても、前ゲームと同じ分だけチップを増やせばいいだけです。

負けたら「勝つまで倍賭け」を繰り返せばいいだけなので、初心者でもランドカジノやオンラインカジノで即使えます。

1勝すれば損失額を取り戻せる

10連敗しても、20連敗しても、1勝さえすれば損失額を取り戻せるうえ、最初の賭け金分の利益が出るのはマーチンゲール法最大のメリットです。

勝率約1/2のゲームにおいて、連敗する確率はゲーム回数を重ねるごとに低くなっていくので、よっぽど運が悪くなければ成功できます。

参考として、以下の表で2連敗以上の連敗が起こる確率をご覧ください。

連敗数確率
225%
312.5%
46.3%
53.1%
61.6%
70.8%
80.4%
90.2%
100.1%

連敗する確率はだんだんと下がっていっていますね。
例えば10連敗する確率が約0.1%ということは、理論上約99.9%の確率で11ゲーム目に勝てるということです。

勝率約1/2のゲームで賭けた方とは反対の目が出続けるということはずっと続きません。理論上はいつかどこかのタイミングで必ず成功させられます。

マーチンゲール法の欠点・デメリット

マーチンゲール法のデメリットは以下の2点です。

以下、解説していきます。

負け続けるとベット額が上がり破産する

マーチンゲール法は理論上必ず成功できる必勝法ですが、実際には連敗すればするほど損失額が増え、ベット額が上がっていくので、相当な資金力がないと途中で破産してしまいます。

例として、スタートの賭け金を1ドルと設定し、連敗時の損失額と次のゲームで必要なベット額を以下の表にまとめました。

連敗数損失額次の賭け金
2$3$4
3$7$8
4$15$16
5$31$32
6$63$64
7$127$128
8$255$256
9$511$512
10$1023$1024

いかがでしょうか。
1ドルからスタートしましたが、10連敗もすると損失額が$1023まで増えます。また11ゲーム目をプレイするためには$1024かかります。つまり、11ゲーム目までマーチンゲール法を使用するためには、最低でも軍資金が$2047必要です。

仮に11ゲーム目で必ず勝てるのであれば、$2047だけ用意していればマーチンゲール法は毎回成功できますが、必ず勝てる保証はありません。勝率約1/2のゲームでも、11連敗どころか、20連敗することだってあり得ます。

20連敗時の損失額は$104,8575です。20連敗できるほどの資金力がある人でも資金力次第では30連敗、40連敗には耐えられないでしょう。この連敗時の損失額とベット額の増加し具合こそ、マーチンゲール法が危険だといわれる理由です。

ベットリミットの上限に引っかかる

マーチンゲール法を使う際、資金力以外で問題となるのがベットリミットの上限です。ランドカジノでもオンラインカジノでもテーブルごとにベットできる上限額が決まっています。

カジノによって上限額は異なりますが、オンラインカジノのテーブルゲームの場合、赤黒賭けなどの上限は$1,000程度です。

つまり、理論上いつか成功するマーチンゲール法ですが、実際にはベットリミットの壁があります。

初めてプレイするカジノでマーチンゲール法を使用したい場合は、ベットリミットを確認しましょう。

マーチンゲール法を上手に運用するコツ

マーチンゲール法は使用するだけなら簡単ですが、成功する確率を上げるためには以下のポイントをおさえて使用しましょう。

それぞれ詳しく解説していきます。

最初の賭け金を低く設定する

マーチンゲール法を利用する際にまず決めておくべきなのがスタート賭け金です。スタート賭け金の大きさによって賭け金の増え具合が変わってきます。

例として、$1の場合と$5の場合で比較してみましょう。

ゲーム数最初の賭け金($1)最初の賭け金($5)
1回目$1$5
2回目$2$10
3回目$4$20
4回目$8$40
5回目$16$80
6回目$32$160
7回目$64$320
8回目$128$640
9回目$256$1240
10回目$512$2480

スタートの時点では$4の差しかありませんが、10回目には$1968もの差が開いています

このことから分かるとおり、手持ち資金が少ないのに$5や$10といった賭け金でスタートするとすぐに破産してしまうので、スタート賭け金は手持ち資金にあわせて調整するようにしましょう。

具体的には手持ち資金の1/100~1/500でスタート賭け金を設定するのがオススメです。1/100~1/500であれば、5~8連敗程度までは耐えることができます。

連敗数の指標を決めておく

マーチンゲール法は連敗が続けばいつか破産してしまいます。手持ち資金をすべて失ってしまってはリベンジすることもできないので、あらかじめ使用を中断する連敗数を決めておいたほうがいいです。

例えば、資金が$10以下、最大連敗数5回などと決めておくとしましょう。5連敗した時点で資金は100ドルから69ドルまで減りますが、69ドルもあれば資金を取り戻す余力は残ります。

最大連敗数に達したら、その日は調子が悪いものと考え、ゲームから離れるのも1つの手です。
時間をおいて気持ちを切り替えてからプレイしなおしたら、調子よく勝てるようになることもよくあります。

ベットリミットが高いオンラインカジノで使う

資金が豊富にあっても最大ベットリミットが低いオンラインカジノだとマーチンゲール法を満足に使うことはできません。

ベットリミットの上限が原因でマーチンゲール法の使用を中断することにならないよう、なるべく最高ベットリミットが高いオンラインカジノでマーチンゲール法を使いましょう。

最高ベットリミットが高いオンラインカジノはいくつかありますが、なかでもおすすめなのはベラジョンカジノです。

以下、ベラジョンカジノのライブカジノのゲーム別最高ベットリミットです。

カジノゲームマックスベット
バカラ$50.000
ブラックジャック$10,000
ルーレット$100,000
シックボー$2.500

ベラジョンカジノのように最高$100,000まで勝負できる日本語対応オンラインカジノはあまりないので、ベラジョンカジノ以外で遊ぶ場合は遊ぶ前にライブカジノの最高ベットリミットをチェックしてください。

ゲームの流れを読む

マーチンゲール法を成功させるためには連敗数が伸びないよう、ゲームの流れにあわせてマーチンゲール法を使用することも重要です。

例えば、ルーレットの赤黒賭けで赤に賭けると決めておき、黒が4回連続できてからマーチンゲール法を使用します。黒が4回連続できた場合、その後数ゲームのうちに赤がきます。黒が5回、6回と続いても、資金がなくなる前に赤がくればマーチンゲール法成功です。

マーチンゲール法はこのようにゲームの流れを見ながら使用したほうが成功確率を高めることができます。

ただ、予想していたゲームの流れがいつも来るとは限らないので注意してください。
予想と違うゲームの流れのなかでマーチンゲール法をずるずる使うのは危険なので、ゲームの流れを読めていないとかんじたら、いったんゲームから離れましょう。

賭け倍数を増やす(3倍マーチンゲール・グランマーチンゲール)

ゲームの流れを読めていて、確実に1勝をとれる自信があるときは、マーチンゲール法の賭け倍数を増やす攻めの戦略をとるのもいいでしょう。

具体的にはマーチンゲール法は前ゲーム賭け金の2倍をベットしますが、この2倍を3倍に変えたり、2倍+1単位に変えるのです。3倍に変えるのを3倍マーチンゲール法、2倍+1単位に変えるのをグランマーチンゲール法ともいいます。

賭け倍数を増やすメリットは1勝したときに得られる利益です。
以下の表で連敗後の1勝で得られる利益について賭け方別にまとめました。なお、スタート賭け金は$1とします。

ゲーム数マーチンゲールグラン
マーチンゲール
3倍
マーチンゲール
1+$1+$1+$1
2+$1+$2+$2
3+$1+$3+$5
4+$1+$4+$14
5+$1+$5+$41
6+$1+$6+$122
7+$1+$7+$365

通常の場合はどこで勝ってもスタート賭け金分の利益しかでませんが、賭け金を変えてベットするだけで、負ければ負けるほど1勝したときにかなり大きな利益を得られることがわかりますね。

ただし通常よりも大きな賭け金にすると、ベットリミットに到達するスピードも早くなります。資金を失うリスクも高くなるので、使用する際は十分に気をつけてください。

【勝率UP】マーチンゲール法を他の戦略と組み合わせる

前項でマーチンゲール法の運用のコツを解説しましたが、ここではさらに掘り下げて、マーチンゲール法の勝率を上げる以下3つの戦略について具体的に解説していきたいと思います。

から回しと組み合わせる

ルーレットは「から回し」というゲームに参加せず結果だけ確認する行為ができます。

まず、から回しで赤か黒、どちらかの色が連続で3回以上でるまで待ちましょう。3回以上同じ色が出たら反対の色にマーチンゲール法を使用してください。

実際、片方の色が延々と出続けることはありません。いつかはもう片方の色が出ます。ただ、次のゲームに出るとは限らないので、同じ色が連続したところを確認してから、賭け始めました。連敗によるマーチンゲール法の賭け金増大をできる限り抑えるためです。

このようにから回しで一定の傾向をみてからマーチンゲール法を使い始めれば、資金が尽きる前に1勝する可能性を引き上げられます。

罫線と組み合わせる

バカラでゲーム結果を記録する罫線もルーレットのから回しと同じように使えます。

プレイヤーもしくはバンカーが3回連続で出るまで待ちましょう。どちらかが3回連続で出たら片方にマーチンゲール法で賭けます。

バカラでプレイヤー・バンカーどちらかが8連続以上出ることはあまりありません。稀に10連続以上出ることはありますが、かなり稀な事象です。

そういったレアケースを想定するよりも、よく起こるだろう出目の流れに乗るのがマーチンゲール法成功のコツともいえます。

万が一想定外の流れがきたらマーチンゲール法の使用を中断する他ありません。負けていても資金を少しでも残すことができれば、次ゲームのチャンスに賭けられます。

パーレー法と組み合わせる

マーチンゲール法は連敗しても1勝で損失を取り戻せはするものの、連勝すると勝っても利益が伸びません。最初の賭け金分しか利益が出ないからです。

そこで提案したいのが、パーレー法と組み合わせての使用です。パーレー法は連勝時に倍賭けしていく手法で、逆マーチンゲール法ともいわれています。

パーレー法とマーチンゲール法を併用する際のルールはこちら。

  • パーレー法の連続使用回数は3回まで
  • 負けたらマーチンゲール法使用開始
  • マーチンゲール法で1勝できたら賭け金リセット

これで連勝した時と連敗した時の備えは完璧です。連勝が伸びればパーレー法で利益大幅プラス、連敗してもマーチンゲール法で効率良く損失回収できます。

マーチンゲール法の歴史・名前の由来

マーチンゲール法の歴史は古く、その由来は中世フランス、ルイ王朝時代まで遡ります。フランスでは17世紀から18世紀にかけて、さいころやカードゲームを使ったシンプルなギャンブルが庶民だけでなく貴族の間でも盛んにおこなわれていました。王朝公認の賭博場や宝くじができたのもこの頃で、フランスの哲学者にして数学者であるパスカルがルーレットの原型を作った時代でもあります。

そんなフランスのギャンブル黎明期に、南フランスのマーティギュー地方でとある賭け方がコイン投げのギャンブルで好んで使われていました。

勝つまで倍賭け。現代のマーチンゲール法です。地方の名前がついたのは、倍賭けはマーティギュー地方の変わり者が使うバカな賭け方、と皮肉る意味もあったとか。

その後、ヨーロッパの植民地政策に伴ってカジノ文化が広まるとともに、マーチンゲール法の名も世界中で知られるようになりました。

マーチンゲール法まとめ

記事のまとめ

  • マーチンゲール法は負けたら勝つまで倍賭けする必勝法
  • 勝率約1/2、配当2倍の独立事象のゲームで使用すると効果的
  • スタート賭け金は手持ち資金のサイズにあわせて調整する
  • 連敗が続いたら破産するまえに使用を中断したほうがいい

マーチンゲール法は連敗時に倍賭けを続けるというとてもシンプルな必勝法です。

使い方は簡単なので初心者でも即利用できますが、連敗時に賭け金・損失額が増大しやすい点を考慮しながら使わないとすぐ破産してしまうので、使う際はしっかり撤退ポイントを考えてから使いましょう。

ゲームの流れにあわせてピンポイントでマーチンゲール法を使えるようになれば、損失額を上手に回収して利益アップにつなげることができますよ!

この記事を書いた人

ニシ

大学卒業後、Webマーケティング会社でディレクター職を経験し、2018年にCasimoの立ち上げに参画。
Casimoでは主に記事の企画や監修、編集作業などの運用業務をメインで行う。

ニシ

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