ドイツのおすすめカジノホテルを一挙紹介!

アジアのカジノで有名な場所と言えばマカオですが、ドイツもマカオに並ぶカジノ大国です。特にドイツには歴史あるカジノが多く、かつては貴族の娯楽施設だった名残からドレスコードが厳しいカジノもあります。

また、いずれのカジノも内装から外観までヨーロッパの美しい建築美が強調されているほか、レストランやイベントフロアを併設したものが多いです。

カジノだけでなく観光も一緒に楽しめますし、中にはカジノの近くでクルーズやスキー、サーフィンといったアクティビティを楽しめる場所もあります。

今回はそんなドイツのカジノをランキング形式紹介していきます。ドレスコードや年齢制限、入場料について、さらにドイツのカジノでのマナーや注意事項も記載しましたので、ドイツへカジノ遠征する際は役立つ内容ばかりとなっています。

ドイツのおすすめカジノランキング TOP10

まずはドイツのおすすめカジノをランキング形式で10箇所紹介していきます。それぞれのドレスコードやプレイできるゲームの種類なども表にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

1位 カジノ・バーデン・バーデン

ランキングの第1位はカジノ・バーデン・バーデンで、200年以上も前に建てられた歴史と伝統のある格式高いカジノです。

バーデンバーデンはもともと温泉地として発展した地域で、貴族なども訪れていた保養地として有名です。

カジノ以外にもレストランやクラブもあるため、ギャンブルを目的とする以外の人も多く訪れます。カジノの中は高級感あふれる落ち着いた雰囲気となっていて、入場料として5ユーロ必要です。

服装もジャケットの着用などフォーマルな服装が求められます。女性はそこまで厳しくありませんが、タンクトップに短パンのようなラフな服装はNGです。

ドレスコード フォーマル
営業時間 ルーレット、ブラックジャック、アルティメットポーカー 日〜木:PM5:00〜AM1:00 / 金土:PM5:00〜AM3:00
スロット 日〜木:PM12:00〜AM2:00 / 金土:PM12:00〜AM3:00
テキサスホールデム 月・水・日:PM7:00〜AM12:30(テーブルの予約も可能)
テーブル数 10台以上
スロット台数 140台以上
ゲームの種類 スロット/ブラックジャック/ルーレット/テキサスホールデム/アルティメットポーカー
その他の特徴 カジノで利用できるスペシャルバウチャーの販売/スロットマシーンは無料

2位 シュトゥットガルト・カジノ

シュトゥットガルト・カジノは複合商業施設の中に入っているカジノで、第1位のカジノ・バーデンバーデンと同じBaden-Württembergische Spielbanken GmbH & Co. KG社が運営しています。

カジノ以外にもバーやレストラン、シアターがあります、付近にはポルシェやベンツの博物館もあるので見どころが満載です。入場料は無料で、年齢制限は21歳以上と設定されています。

ドレスコードはスマートカジュアルで男性はポロシャツとジャケットの着用が必要となります。なお、ジャケットは6ユーロでレンタルも可能です。

ドレスコード スマートカジュアル
営業時間 スロット 日〜木:PM12:00〜AM2:00 / 金土:PM12:00〜AM3:00
クラシックゲーム 日〜木:PM4:00〜AM1:00 / 金土:PM4:00〜AM3:00
プントバンコ:毎日PM6:30〜
ポーカー 日〜木:PM6:00〜
アルティメットポーカー 日〜木:PM6:30〜
テーブル数 2台以上
スロット台数 200台以上
ゲームの種類 スロット/ブラックジャック/プントバンコ/ポーカー/バカラ/ルーレット/アルティメットポーカー
その他の特徴 カジノで利用できるスペシャルバウチャーの販売

3位 カジノ・ポツダムプラッツ

このカジノは観光地としても有名なポツダム広場にあるSpielbank Berlin(シュピールバンク・ベルリン)という商業施設の中にあります。

もともとはヨーロッパセンターにありましたが、1988年以降からこの場所で運営され、2000年からは毎年ベルリン国際映画祭が開催されるなど活気に満ちています。

カジノは18歳以上から入場が可能で、服装も短パンなど極度にラフすぎるものでなければ指定はありません。ただ、施設への入場料として2ユーロ発生するので注意しましょう。

ドレスコード カジュアル
営業時間 AM11:00〜AM5:00
カジノロワイヤル PM3:00〜AM3:00
ブラックジャック PM5:00〜AM2:45
ポーカーフロア 月〜金:PM5:45〜AM3:00 / 土日:PM3:45〜AM3:00
テーブル数 10台以上
スロット台数 350台以上
ゲームの種類 スロット/ブラックジャック/アメリカンルーレット/バカラ/アルティメットテキサスホールデム
その他の特徴 会員登録制度(無料)

4位 カジノ・コンスタンツ

カジノ・コンスタンツはドイツ南西部のボーデン湖に面したカジノで、自然の豊かな地域にあります。湖畔にある別荘のような雰囲気が漂うエレガントなカジノです。

設立は1950年と歴史も古く、ドレスコードもあります。基本的に男性はジャケット着用、女性もドレスなど適した服装が必要ですが、スロットマシーンのエリアはスマートカジュアルな服装で問題ありません。

入場は21歳以上限定で、入場料は3ユーロ(スロットのみであれば1ユーロ)となっています。

ドレスコード フォーマル(一部スマートカジュアル)
営業時間 ルーレット及びスロット 日〜木:PM2:00〜AM2:00 / 金土:PM2:00〜AM3:00
ブラックジャック 日〜木:PM5:00〜AM1:30 / 金土:PM5:00〜AM2:30
スロット(ジャックポット) 日〜木:AM11:00〜AM2:00 / 金土:PM11:00〜AM3:00
ポーカー 火曜:PM7:00〜AM2:00 / 日曜:PM6:00〜AM2:00
テーブル数 9台以上
スロット台数 130台以上
ゲームの種類 スロット/ブラックジャック/ヨーロピアンルーレット/ポーカー
その他の特徴 カジノで利用できるスペシャルバウチャーの販売

5位 カジノ・アーヘン

ノルトライン=ヴェストファーレン州アーヘンは有名な観光地というわけではありませんが、古い建造物などが立ち並ぶ歴史のある街です。カジノ・アーヘンはサッカースタジアムの中にあり、娯楽施設だけでなくレストランやホテルとしての機能も持っています。

入場料は5ユーロかかり、服装もフォーマルと厳しい感じですが、スロットのみであればカジュアルな服装で問題ありません。年齢制限は18歳以上となっています。

ドレスコード フォーマル(スロットのみであればカジュアルでOK)
営業時間 AM11:00〜AM3:00
クラシックゲーム PM3:00〜AM3:00
テーブル数 10台以上
スロット台数 100台以上
ゲームの種類 スロット/ブラックジャック/アメリカンルーレット/ビデオポーカー/キノ/ビンゴ/電子ブラックジャック
その他の特徴 なし

6位 カジノ・エスプラネード

ドイツ第二の都市とも呼ばれているハンブルクにはカジノ・エスプラネードというカジノがあります。ハンブルクは運河や湖、森林など自然豊かな場所で、観光地としても非常に人気です。

カジノの周辺にもおしゃれなレストランが多く並んでいますし、カジノの施設内にも居心地の良いテラスやラウンジがあります。カジノへの入場には2ユーロ必要で、年齢制限は18歳以上です。

服装はスマートカジュアルですが、シャツにジャケットなどある程度しっかりした服装の方が無難です。スロットマシーンは制限がないのでカジュアルな服装でも問題ありません。

ドレスコード スマートカジュアル(スロットマシーンのみであればカジュアルでOK)
営業時間 スロット PM12:00〜AM4:00
クラシックゲーム PM6:00〜AM2:00
テーブル数 18台以上
スロット台数 130台以上
ゲームの種類 スロット/ブラックジャック/アメリカンルーレット/フレンチルーレット/ポーカー/アルティメットテキサスホールデム/アルティメットポーカー
その他の特徴 無料ドリンク(プライベートルームのみ)

7位 カジノ・ヴィースバーデン

フランクフルトから1時間かからない程度で到着するヴィースバーデンは温泉地として有名です。

かつては貴族の社交場として利用されていた温泉保養地の中にカジノがあり、かつてはロシア人作家のドストエフスキーも通ったと言われています。

カジノへの入場は18歳以上から可能で、入場料として2.5ユーロ発生しますが、スロットだけであれば無料で入場可能です。ドレスコードは比較的緩めですが、ダメージジーンズやパーカーなどでは入場できないので、襟のついたシャツなどスマートカジュアルな服装にしましょう。

ドレスコード スマートカジュアル
営業時間 スロット 月〜土:AM11:00〜AM4:00 / 日祝:PM12:00〜AM4:00
クラシックゲーム 日〜木:PM2:45〜AM3:00 / 金土及び祝日の前日:PM2:45〜AM4:00
テーブル数 10台以上
スロット台数 170台以上
ゲームの種類 スロット/ブラックジャック/アメリカンルーレット/フレンチルーレット/Touch Bet Live ルーレット/テキサスホールデム/オマハホールデム/アルティメットポーカー
その他の特徴 会員特典

8位 カジノ・デュルクハイム

カジノ・デュルクハイムはバート・デュルクハイムという温泉街にあるカジノです。この地域の特産はドイツワインで、辺りにはぶどう畑が広がっていますし、季節になるとワイン祭りが開かれます。

カジノが入っている建物の中にはバーやスパ、レストランなどがあるので、観光で訪れる際にも十分に楽しめる場所となっています。

この地域のカジノの年齢制限は18歳以上となっていて、ジャケットやネクタイの着用は不要です。ただ、適切な服装が望まれるので襟付きのシャツなどラフすぎないものを選びましょう。

ドレスコード スマートカジュアル
営業時間 スロット 日〜木:AM11:00〜AM2:00 / 金土祝:AM11:00〜AM3:00
スパ内のゲームルーム PM3:00〜AM2:00
ブラックジャック 日〜木:PM5:00〜AM12:00 / 金土及び祝日の前日:PM5:00〜AM1:00
アメリカンルーレット 日〜木:PM3:00〜AM12:00 / 金土及び祝日の前日:PM3:00〜AM2:00
フレンチルーレット 金土祝:PM7:00〜AM3:00
アルティメットテキサスホールデム 日〜木:PM6:00〜AM12:00 / 金土及び祝日の前日:PM6:00〜AM1:00
テーブル数 10台以上
スロット台数 120台以上
ゲームの種類 スロット/ブラックジャック/アメリカンルーレット/フレンチルーレット/Touch Bet Live ルーレット/アルティメットテキサスホールデム
その他の特徴 バーへ入店するとカジノへの入場料が無料

『カジノ・デュルクハイム』の詳しい情報はこちら

9位 カジノ・バート・キッシゲン

カジノ・バート・キッシゲンは1976年に最初のライセンスを付与されたバイエルン州の中では最古のカジノです。

現在の建物は1968年にレストラン兼カジノとして建設されました。中にはイベントフロアもあり、コメディアンやミュージシャンのショーが楽しめます。

カジノは格式高いことからジャケットにネクタイなどフォーマルな服装が好ましく、ラフなスタイルはNGです。入場制限は21歳以上で入場料は無料となっています。

ドレスコード フォーマル
営業時間 スロット 日〜木:PM1:00〜AM2:00 / 金土:PM1:00〜AM3:00
スロットルームにあるライブルーレット 月〜木:AM2:00〜AM1:00
大会 金土:PM5:00〜AM2:00 / 日:PM5:00〜AM1:00
テーブル数 10台以上
スロット台数 100台以上
ゲームの種類 スロット/ブラックジャック/アメリカンルーレット/テキサスホールデム/バイエルンテキサスホールデム
その他の特徴 なし

10位 カジノ・バート・ヴィーゼ

カジノ・バート・ヴィーゼも9位のカジノ・バート・キッシゲンと同じくバイエルン州にあるカジノです。

この建物は湖の畔にあることから、ガラス張りの窓を通して湖面や付近の山々が一望できます。この地域の特徴としては、スキーやゴルフ、セーリング、サーフィンと年間を通して様々なスポーツが楽しめます。

また、カジノの内装も豪華で、併設されているバーやレストランで優雅に過ごしながらギャンブルを楽しむのもオススメです。こちらも年齢制限は21歳以上で、フォーマルな服装が必要となります。

ドレスコード フォーマル
営業時間 スロット 日〜木:PM12:00〜AM2:00 / 金土:PM12:00〜AM3:00
大会 日〜木:PM4:00〜AM1:00 / 金土:PM4:00〜AM2:00
テーブル数 10台以上
スロット台数 220台以上
ゲームの種類 スロット/ブラックジャック/アメリカンルーレット/フレンチルーレット/バイエルンテキサスホールデム/テキサスホールデム
その他の特徴 なし

ドイツのカジノで遊ぶ前に知っておきたいマナー・ドレスコード

世界各地のカジノにはそれぞれマナーやドレスコードがあります。特にヨーロッパは国によってドレスコードが厳しい場所もあるので、こうした情報は頭に入れておきましょう。

ドイツのカジノのマナー

カジノのマナーはドイツだけでなく世界共通ですが、まずは他人のチップに触れてはいけません。さらにゲームテーブルの上にものを乗せる行為も禁止です。これらは不正行為を疑われてしまうので注意しましょう。

もう一点、カジノでは各テーブルのディーラーに現金を渡して、チップを交換してもらうことができます。その際にディーラーにチップを手渡ししてはいけません。現金をテーブルに置くとディーラーがチップを配布してくれます。

この時、現金をベットエリアに置くと交換ではなくベットしたものとみなされるので、こちらも注意が必要です。

ドイツのカジノのドレスコード

ドイツはヨーロッパの中でもドレスコードが厳しいことで知られています。カジノによっても多少の違いはありますが、基本的にはフォーマルな装いを求められます。男性であればジャッケットとネクタイの着用、女性はドレスやブレザーなどです。

そこまでかしこまった服装でなくても良い場合もありますが、少なくともサンダルや短パン、タンクトップのようなラフすぎるものはNGです。

服装以外の注意点としてはサングラスや帽子の着用、大きすぎるカバンの携帯も不可となります。

写真撮影・ビデオ撮影は禁止

どこの国のカジノでも写真撮影やビデオによる録画は禁止されています。これは有名人などがお忍びで訪れる場所でもあるカジノでのプライバシーを守るためです。

また、実際に写真を撮影していなくてもスマートフォンを使用していると注意を受けることがあります。特にプレイしている最中は携帯電話の使用が禁止されているので、セーフティーボックスに預けるなどしておく方が安全です。

カジノ内は基本分煙

カジノのフロア内は世界的にほぼ禁煙となっています。ドイツも各国と同様に2008年に禁煙法が実施されましたが、喫煙の可否については州によって大きく異なります。

例えば首都ベルリンでは個室の喫煙スペースを設けることが可能とされていますが、ベルリンの周囲にあるブランデンブルク州では全面禁煙となっていて、個室の喫煙スペースを設けることができません。このような違いがありますが、どちらかと言えば個室が設置できる州が多いです。

ドイツのカジノで遊ぶ前に知っておきたいポイント

前述したカジノでのマナー以外にもカジノ内で使用できる言語や両替の方法、遊べるゲームの種類などを知りたい方もいると思います。ここではそうした事前に知っておきたい内容をまとめてありますので、ぜひ参考にしてください。

カジノ内で主に使用するのはドイツ語と英語!

ドイツのカジノでは公用語であるドイツ語が一般的ですが、英語を使えるスタッフもいます。特にディーラーはゲームに関するやり取りは英語が通じる場合が多いです。日本語についてはあまり期待できませんが、日本人客の多いカジノになると話せる方がいる場合もあります。

遊べるカジノゲームの種類

ドイツで遊べるカジノゲームですが、基本的には他の国と大差ありません。テーブルゲームではバカラやブラックジャック、ルーレットなどがプレイできますし、スロットマシーンの数も豊富です。特に人気が高いゲームはビデオスロットやビデオポーカーで、ゲームの比率もこれらが大半を占めています。

ドイツのカジノの換金方法は窓口とATM!

ドイツのカジノは他の国と同じで各テーブルのディーラー、もしくは専用の窓口で現金とチップを交換できます。ただ、チップを現金に交換する場合は窓口へ行かなければいけません。

また、カジノ内で使用できる通貨は基本的にユーロのみです。ユーロがない場合は両替機や両替所で米ドルとユーロを交換できますが、日本円など他の通貨は使用できない場合が多いです。もし米ドルが無い場合はクレジットカードを使って、ATMでユーロを出金することもできます。

ただ、ATMによってはヨーロッパ圏外で発行したクレジットカードは非対応というケースもあるので、予めユーロを用意しておく方が安全と言えるでしょう。

ドイツのカジノで遊ぶための予算はどれぐらい?

ドイツのカジノで遊ぶ場合の予算ですが、本格的に遊ぶ予定であれば15万円〜30万円程度は用意しましょう。軽く遊ぶだけであったり、ミニマムベットが低いゲームを中心に遊ぶのであれば予算はもっと低くても問題ありません。

高額プレイが可能なゲームを中心にプレイをして本気で稼ぐ場合には、負けることも想定して少し多めに軍資金を用意しておきましょう。

入場料や年齢制限などの入場規制

ドイツはカジノの年齢制限が特殊で、場所によって入場できる年齢が異なります。基本的には18歳以上であれば入場可能ですが、一部のカジノは21歳以上でなければ入場できないので注意してください。

入場の際には身分証明書の提示が必要になりますし、テーブルに座る際にも提示を求められることがあるので、パスポートは常に携帯しておくようにしましょう。

カジノの年齢制限についてはそれぞれのホームページでチェックできます。入場料についてもカジノによって異なるので、事前にチェックしておくと確実です。

カジノ以外にも知っておきたいドイツの観光スポット・エリア

ドイツに行くのであればカジノだけでなく、観光スポットの知識もある方が楽しい旅行になります。ここではドイツの各地方ごとのおすすめスポットを紹介していきますので、参考にしてみてください。

ドイツ北部の観光地

ドイツの北部は唯一海に面した地域で、最北に位置するハンブルクは美しい運河やその近辺に建ち並ぶレンガ造りの倉庫街が見どころです。特に倉庫街は世界遺産にも指定されていますし、夜のライトアップされた様子は多くもカメラマンを惹きつける魅力があります。

この他にも『ブレーメンの音楽隊』で有名なブレーメンもオススメの観光スポットです。街の中心にあるマルクト広場には1405年に建てられた市庁舎が現在まで残っていますし、手作りのアクセサリーや絵画を販売するマーケットも開催されます。美しい街の雰囲気を楽しみながら買い物などをして非日常的な雰囲気を味わってみてください。

ドイツ西部の観光地

ドイツ西部は南北にライン川という大きな川が流れていることから、クルーズ船を使った川下りが楽しめます。

クルーズツアーの中でも特に人気が高いのはリューデスハイムからザンクト・ゴアルスハウゼンという地域の間です。ここにはローレライと呼ばれる大きな岩山があり、水の精が通りかかる船に美しい歌声を聞かせては船を沈没させたという伝説が残っています。

そんな恐ろしい話もありますが、現在では美しい景色が見られる場所として観光の目玉となっています。

また、ドイツ西部はワイナリーが多い地域でもあるので、ワインが好きな方は地域ごとの味を楽しんでみてください。同じ西部内でも南と北で全く異なる風味が味わえます。

ドイツ東部の観光地

ドイツ東部は首都であるベルリンを含んでおり、歴史的な名所や音楽家に関連した観光地がたくさんあります。

まず外せないのが都市の中心にあるベルリン大聖堂です。ここは1465年に建てられた教会で、1905年に現在の形となりました。屋根がドーム型という特徴的な外観をしているほか、内部にはステンドグラスなど美しい装飾で彩られています。

音楽が好きな人にはライプツィヒという街がオススメです。ここはバッハやワーグナー、シューマンなど有名な音楽家とゆかりの深い場所でもあり、特に13世紀に創設されたトーマス教会少年合唱団という音楽団体は、過去にバッハが監督をしていたことでも有名です。

ドイツ南部の観光地

ドイツの南部にはミュンヘンやシュトゥットガルトといった大きな都市がありますが、湖や山岳地帯など自然も多いエリアです。

特にシュトゥットガルトの南にあるホーエンツォレルン城は山々に囲まれた美しい景観が有名です。他にも自然の中にたたずむハイデルベルク城やノイシュヴァンシュタイン城と合わせてドイツ三大名城と呼ばれており、多くの観光客が訪れる人気のスポットとなっています。

また、ミュンヘンには車好きな人にオススメなBMW博物館や1700年代に建てられたフラウエン教会、レジデンツという王家の宮殿など見どころがたくさんあります。