韓国仁川で建設中の「RFKRリゾート」が開業延期!完成まで15ヶ月の想定

韓国の仁川(インチョン)において開発工事が進んでいるIR「RFKRリゾート」の開業延期が発表されました。これでRFKRリゾートの開業が延期されるのは2回目になります。

RFKRリゾートの開発工事は複数回に渡って中断されており、上手く計画が進んでいない状況です。今回はRFKRリゾートの現状についてまとめていきます。

RFKRリゾートの開業が再び延期

カジノ事業者のR&Fコリアが開発を進めるRFKRリゾートは、仁川空港のある永宗島(ヨンジョンド)に建設予定です。

もともとは2022年3月に第1期開業を迎える予定でしたが、開発工事の遅延により2023年3月に延期。しかし、2023年以降も開発が上手く進まず、また確定していない事務手続きも残っていたことから、R&Fコリアからさらなる延期が発表されました。

RFKRリゾートの完成には15ヶ月ほど掛かる見通しですが、事務的な作業に必要な時間は考慮されていないため、さらに時間が掛かる可能性もあるでしょう。

開発延期の原因は資金問題

RFKRリゾートの開発工事が中断している原因の一つとして、資金調達の問題が挙げられています。

R&Fコリアは複数の海外企業から投資提案を受けているものの、新たなパートナー事業者を探している状況が続いています。また資金調達が上手くいっていないことから、土地の売却によって追加資金を得る予定です。

資金調達の問題によって苦心しているRFKRリゾートの開発ですが、仁川は国際空港のある地域であり、決して立地が悪いわけではありません。

韓国の仁川にはすでに「パラダイス・シティ」というカジノが存在します。さらに「モヒガン・インスパイア」は現在順調に開発が進んでおり、2023年9月に開業の予定です。

仁川の永宗島はカジノが集まっている地域として推進する必要があるため、RFKRリゾートのリゾート開発は重要なプロジェクトであると韓国の政治家が語っています。

RFKRリゾートを含む仁川のカジノ開発がどのように進んでいくのか、今後の動向に注目が集まります。