アラブ首長国連邦でカジノ計画が発表!ラスベガスを超える大規模計画

アラブ首長国連邦(UAE)の一つであるラアス・アル・ハイマ首長国において、カジノを含む統合型リゾートの建設計画が発表されました。

宗教上の理由によりアラブ首長国連邦はギャンブルが禁じられているため、計画実現のためには法律の改変が必要です。

今回はアラブ首長国連邦におけるカジノ計画についてまとめていきます。

アラブ首長国連邦ではギャンブルが禁じられている

アラブ首長国連邦はイスラム法をもとに法律が制定されています。古来よりイスラム教徒ではギャンブルが禁じられており、イスラム教国のアラブ首長国連邦でもギャンブルを禁じる法律があります。

例えばドバイには「メイダン競馬場」と呼ばれる巨大な競馬場がありますが、馬券の販売は行われていません。代わりに「くじ」が販売されており、勝ち馬を当てた方には高級車や家電などの豪華賞品が進呈されます。

このようにアラブ首長国連邦では、日本のような公営ギャンブルが存在しない状況です。

統合型リゾートの計画発表にあたり、アラブ首長国連ではギャンブルを合法化するか否かの議論が進められています。

カジノ計画を発表したのはウィン・リゾーツ・リミテッド

ラアス・アル・ハイマ首長国におけるカジノ計画を発表したのは、アメリカに本社を構えるウィン・リゾーツ・リミテッドです。ウィン・リゾーツ・リミテッドは統合型リゾートを手掛ける上場企業であり、ラスベガスやマカオなどでカジノを運営しています。

統合型リゾートの名称は、社名を冠する「ウィン・ラアスアルハイマ」です。

ウィン・リゾーツ・リミテッドが発表した計画によると、ラスベガスを超える規模の統合型リゾートになるとのことです。

もしもラスベガスを超える統合型リゾートが実現した場合、世界でも有数の観光地になることは間違いないでしょう。

また、ラアス・アル・ハイマ首長国は、観光都市のドバイより車で約1時間でアクセスできる好立地にあります。ドバイはもともと富裕層向けの観光スポットが多い地域なので、カジノによるインバウンド収益は巨額になる見込みです。

計画では2026年にオープンする予定です。ギャンブルの合法化も含め、続報を待ちましょう。