ミスティーノは違法?日本の法律上の問題点と運営の公式見解

ミスティーノの違法性

ミスティーノは、その魅力的なゲームラインナップとユーザーフレンドリーなインターフェースで、多くのオンラインカジノ愛好者の注目を集めています。

しかし、日本においてオンラインカジノは法律の観点から多くの疑問を持たれており、ミスティーノも例外ではありません。

本記事では、ミスティーノの法律上の問題点と、運営側の公式見解について詳しく探っていきます。法律的なリスクを理解し、自己責任のもと安全に楽しむための知識を得ていただければ幸いです。

ミスティーノは海外で合法的に運営されていますが、日本で遊ぶ場合、賭博罪の対象になります。違法性について知識を深めたうえで遊ぶかどうか判断しましょう。

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この記事を読んだらわかること

  • ミスティーノが合法的に運営されているといえる理由
  • 日本の法律からみた時のミスティーノの違法性・合法性
  • ミスティーノの違法性に関して議論が起こる理由
  • ミスティーノで安全に遊ぶ方法

日本在住の方がミスティーノで遊べば違法です。

今までオンラインカジノはグレーゾーンとされてきましたが、2022年の4650万円誤送金事件をきっかけに取締りが厳しくなり、日本政府も正式に違法と結論づけました。

オンラインカジノ、これは違法であります。オンラインカジノを含めた違法なギャンブル等については取締りの強化のみを記述しているというのが基本計画のありようだと思っております。

引用元:衆議院 会議録

また、政府だけでなく警視庁も違法であると発言しております。

オンラインカジノは、海外の事業者が合法的に運営しているものであれば、日本国内で、個人的にこれを利用しても犯罪にならないと考えていませんか?

海外で合法的に運営されているオンラインカジノであっても、日本国内から接続して賭博を行うことは犯罪です。

引用元:警察庁

よって、ミスティーノで遊ぶ行為は違法になりますので注意してください。もちろん、日本非居住者で、オンラインカジノが合法な国にお住まいの方はミスティーノで遊んでも違法ではありません。

日本の賭博罪について

ミスティーノで遊ぶと単純賭博罪または常習賭博罪に問われます。

賭博や斡旋を行った者には、最大で3年の懲役または最高で500,000円の罰金が科せられ、賭博場を提供、維持した者には、5年以下の懲役または最高で1,000万円の罰金が科せられます。

これらは、賭博行為やその関連活動の社会への悪影響を防ぐための措置です。

ミスティーノは違法運営ではない安全なカジノ

ミスティーノは違法運営ではない安全なオンラインカジノです。そのように言える理由を以下項目に分けて解説していきます。

国際ライセンスを所有している

ミスティーノはキュラソーライセンスを所有しているため、その運営の合法性と公平性が保証されています。

ライセンス情報については、公式サイトで確認できました。

ミスティーノのライセンス

運営会社はオランダ領キュラソーに登記している

ミスティーノの運営会社は、オランダ領キュラソーに登記されています。登記住所は公式サイト上で確認できました。

ミスティーノの運営会社

キュラソーはオンラインギャンブルの海外提供を法律で認めている国です。キュラソーに登記することで、ミスティーノは国際的な信頼を得たうえで、世界中のプレイヤーにサービスを提供しています。

公平性確認済のゲームを提供している

ミスティーノで遊べるゲームは、ゲーム公平性について厳密に審査されたソフトウェアから採用されています。

採用ソフトウェアは下記表でご確認ください。

採用ソフトウェア
1x2Gaming / betsoft / BigTimeGaming / blueprint / Booming / booongo / concept / Espresso / Evoplay / EvolutionGaming / Gameart / Gamomat / Givme / Habanero / JapanTechnicalGames / kalamba / Leander / LightningBox / Microgaming / Multislot / NetEnt / NolimitCity / Onetouch / Oryx / Pariplay / PGsoft / Play’n Go / Playson / PragmaticPlay / PushGaming / RedTiger / RelaxGaming / Revolver / RTGasia / Skywind / Slingo / Slotmill / Thunderkick / Tomhorn / TriplePG / Yggdrasil / Wazdan

採用ソフトウェアは有名どころばかりです。

このように信頼あるソフトウェアを厳選して採用しているので、ミスティーノのユーザーは、公正かつ公平なゲーム環境でプレイすることができ、安心してゲームを楽しむことができます。

ミスティーノが違法だというSNS上の口コミ・評判

ミスティーノが違法運営だと疑っている人は一定数います。その人たちの口コミを集めましたのでご覧ください。

口コミの内容をまとめると、「ミスティーノは違法オンラインカジノ」「ミスティーノ無料版の広告は違法サイトへの誘導が目的」といったものでした。

前段で説明したとおり、ミスティーノは合法的なオンラインカジノです。では、なぜ口コミのように違法を疑われているのでしょうか?

その理由は、日本の法律の関係で複雑な問題があるからです。その点については次項目で詳しく解説していきます。

ミスティーノ無料版は完全合法

ただ、このミスティーノの合法性違法性の話を複雑にしているのが、ミスティーノフリー(無料版)の存在です。

ミスティーノフリーは人気カジノゲームで遊べる無料サイトであり、お金を一切賭けないので、違法性について疑われるところはありません。

TV広告を打ったり、日本国内で活動するタレントを広告塔に起用したりと精力的に宣伝していることもあって、「ミスティーノは安全なゲームサイト」という認知が広がっています。

しかし一方で有料版の利用については、違法性が疑われるという複雑な状況にあるのです。

違法性に関するミスティーノの姿勢

日本市場の違法性を踏まえたうえで、ミスティーノがどのような姿勢をとっているかも気になるところでしょう。公式情報をもとに下記項目それぞれ紹介していきます。

違法性に関して公式見解を出したことはない

ミスティーノは、これまでに違法性に関する公式の見解や声明を一度も発表していません。

そのため、違法性についてのミスティーノの立場や考え方は、外部からは完全に不明のままです。

利用規約で「楽しみや娯楽の目的のみ利用するもの」と記載

ミスティーノの利用規約には、「楽しみや娯楽の目的のみ利用するもの」と明記されています。

ユーザーは、ユーザー自身の能力で、他の人に代わってではなくユーザー自身のために、楽しみや娯楽の目的のみで当ウェブサイトを利用するものします。

引用:ミスティーノ利用規約2.1.4

これにより、ミスティーノ自体は、提供するサービスがエンターテインメントであり、利用者が賭博目的で利用するかどうかは、個人の判断に委ねられ、それに伴う責任も利用者個人にあるという姿勢を示しています。

ミスティーノの違法性議論が生まれる理由

そもそもミスティーノの違法性議論がなぜ生まれてしまうのか。その理由を3つに分けて解説していきます。

国や地域によって法律が異なる

オンライン賭博の法律は世界各国で異なり、それぞれの国や地域の文化、歴史、価値観に基づいて制定されているのをご存じでしょうか。

たとえば多くの欧州の国ではオンラインカジノが合法とされ、政府の厳しい規制と監督のもとでサービスが提供されています。

一方、アジアの一部地域、シンガポールや中国ではオンライン賭博は厳格に禁止されており、違法にアクセスすると、罰金や刑罰が科せられる可能性があります。

オンラインカジノは国境を越えて提供できるサービスにもかかわらず、この国や地域によって法律が異なるがために、国によって違法かどうかの議論が起こってしまうのです。

日本の賭博罪が作られたのは大昔

日本の賭博罪は、インターネットがまだ概念としても存在しなかった明治40年に制定されました。

この時代背景からくる古い法律を、現代のオンラインギャンブルの現状に適用しようとすると、多くの問題が生じるのは言うまでもないでしょう。

この法律の拡大解釈によって、数多くのオンラインギャンブルの利用者が法的なリスクに晒されているため、古い法律の枠組みを超えて、新しい規制や法律の検討が迫られています。

注意事項

賭博罪が作られたのは明治ですが、結論現行法でもオンラインカジノで遊べば違法となります。

過去のオンラインカジノ逮捕事例が一様ではない

過去に起こったオンラインカジノに関する逮捕事例を振り返ると、その取り扱いに一貫性が見られません。それも違法性議論が生まれる理由となっています。

スマートライブカジノ事件

2016年に発生したスマートライブカジノ事件は、日本国内でオンラインカジノ利用者が初めて逮捕されたケースでした。

この事件において、3名のプレイヤーが逮捕され、スマートライブカジノはロンドンの企業が運営し、イギリスとマルタのライセンスを保持していたため、運営自体は合法でした。

しかしながら、プレイヤーたちはSNSやブログでプレイ内容を公開し、それが警察の目に留まって逮捕へ。最終的に2名が略式起訴を受け、1名は裁判で争い、不起訴となりました。

警察官の逮捕事例

2023年4月には、京都府警の30代男性巡査がオンラインカジノで賭け事を行った疑いで書類送検されました。

この巡査は戒告処分を受け、同日に依願退職。

彼が賭けたのは、海外で運営されているオンラインカジノの「ブラックジャック」で、約2万円が賭けられたとされます。府警によれば、巡査はカナダやオランダのオンラインカジノで賭博を繰り返していたと見られています。

オンラインカジノYoutuberの逮捕

2023年9月、千葉県警は、自称ユーチューバーの男性(30)を常習賭博の疑いで逮捕。

彼は自宅でオンラインカジノサイト「ELDOAH Casino」で換金可能な仮想通貨を賭け、スロット賭博を行っていた疑いが持たれています。

この男性は、同サイトの運営元と動画共有サイトで賭博の様子を配信する契約を結んでおり、2019年11月から配信を開始。配信の収益と運営元からの報酬で、計約3千万円の入金があったとされています。なお、逮捕後の起訴状況は不明です。

ミスティーノプレイヤー逮捕実例0件

ミスティーノは2020年からサービスを開始していますが、2023年9月執筆時点まででミスティーノで遊んだことだけを理由に逮捕者が出たという話は出ていません。

日本人登録者の合計が22万人超えているにも関わらず、逮捕実例0件は、先に挙げた日本の状況からみるとちぐはぐな印象が否めません。

ミスティーノの違法性を心配せずに遊ぶ方法

ここまで話してきた内容を踏まえたうえで、それでもミスティーノで遊んでみたいという方向けに安全に遊ぶ方法を解説していきます。皆さん参考にしてください。

プレイ動画や実績をSNSにアップしない

ミスティーノの利用において、オンラインカジノの逮捕事例を考慮し、プレイ動画や実績をSNSに投稿することは避けるべきです。

特に、YouTubeやTwitterでのプレイ内容や賭け金、収益が分かる情報の公開は避け、プライバシーの保護に気を配りましょう。

これにより、不要なトラブルや法的リスクから身を守ることができます。

楽しみや娯楽目的で利用する

ミスティーノは基本的には娯楽目的での利用が前提とされており、利用規約においても、サイトの使用目的が娯楽であることが強調されています。

生活に支障が出ない程度の金額で1ヶ月に1回プレイするぐらいであれば、娯楽の範囲を超えているとはいえないでしょう。

無料プレイに徹する

リアルマネーでの賭博が法的に問題となる可能性があるため、無料プレイを楽しむのも一つの解決策です。

ミスティーノにはお試しプレイ機能があるので、多くのゲームを無料で楽しむことができます。

また、無料版サイト「ミスティーノフリー」で遊ぶのもいいですし、有料版で入金不要ボーナスを利用するのも一つの手です。

オンラインカジノ利用が完全合法の国でプレイする

オンラインカジノの利用が合法である国でプレイすれば、法的な問題は発生しません。

ヨーロッパの多くの国ではオンラインカジノが合法とされており、日本国籍であっても、居住先が日本以外の国で、ミスティーノに登録する住所も日本国外であれば、遊んでも何ら問題ありません。

ミスティーノの違法性まとめ

この記事のまとめ

  • 日本在住の方がミスティーノで遊べば違法になる
  • ミスティーノはライセンスを取得して合法的に運営されている
  • 国や地域の法律によって違法性の範囲・解釈は異なる
  • ミスティーノで遊んだことが原因で即逮捕される可能性は低い
  • 無料プレイに徹したり居住先を変えたり等安全に遊ぶ方法はある

ミスティーノはライセンス取得済の合法オンラインカジノです。運営会社はオンラインカジノ運営が合法な国にあるため、違法性は特にありません。

ただ、法的に問題のある日本に向けてサービスを提供しているため、違法性に関して問題視されることがあります。

違法性に関して心配な人は、無料プレイに徹するか法的に安全な国でプレイするようにしましょう。

この記事を書いた人

ハル

予備校講師やセミナー講師を経て、在宅ライティング専業になりました。
Casimoでは2018年立ち上げ当初からカジノゲームや必勝法・攻略法の記事作成を担当しています。

ハル

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